株式会社トライバルメディアハウスは2021年1月21日、「マーケティングを通じた持続可能な社会づくりと課題解決」を目指し、自社のあるべき姿を示した「SDGs方針」を策定したと発表した。スタッフ一人ひとりの意識を転換して社の環境を刷新することにより、全社的な活動として「よりよい社会づくりとそれに伴う支援」を実施していくという。
「SDGs方針」を策定し、マーケティングを通してよりよい社会づくりと課題解決を目指す。トライバルメディアハウス

17の目標から3つを選択、解決に向けて取り組む

トライバルメディアハウスは、企業のマーケティング支援や、ソーシャルメディアに関するツールの開発と提供等を手がけている。同社は2020年4月、顧客企業のSDGsアクションを支援するマーケティングチーム「Good Tide(グッドタイド)」を発足。顧客のSDGs達成に向けた課題解決に努めるとともに、ソーシャルメディアを通じて多くの情報発信を行ってきた。

そこで今回、自社の「SDGs方針」を策定し、「17の目標」の中から特に事業と関連のある3つの課題解決に向けて取り組んでいくことを決定した。1つ目の「12.つくる責任 つかう責任」では、マーケティングを通して「生活者の意識改革による、地域または社会に害を与える商品・サービスを選択しない未来づくり」を目指す。また、2つ目の「17.パートナシップで目標を達成しよう」では、より多くのパートナーとつながり、そのハブ役となることで、クライアントや生活者の課題解決を推進していく考えだ。さらに3つ目の「10.人や国の不平等をなくそう」では、年齢や性別のみならず、障がいの有無、人種、民族、出自、宗教、嗜好など、あらゆる差や価値観に対して、開示的かつ認めあえる社会づくりを、マーケティングにより実現していく。

昨今、SDGs達成に向けて、目標設定や具体的な取り組みを開始した企業も増えつつある。従業員が一丸となって取り組むことで、より意識的な行動へとつながるかもしれない。

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