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ハラスメントとなる行為を事前に知りたいときには
企業向けのハラスメント防止研修で最も多いリクエストは、「なにがハラスメントでなにがそうでないか、区別できるようにしてほしい」というこ とだ。
セクハラであれば、強制わいせつにあたるような事案、パワハラであれば、暴力やひどい暴言など、明らかにNGな事例はあるが、主催者の希望は、おそらくそのような極端なことではなく、職場の日常の中で、何気なく地雷を踏むことを防ぎたいということではないだろうか。
だが、ハラスメントは、被害者側が不快に思うかどうかが、そのポイントである。人の感じ方が千差万別である以上、危ない行為を事前にすべて教えて防止しようというのは、現実的ではない。
では、無意識にハラスメントを犯してしまうことを防ぐのは、そんなに難しいのだろうか。