エン・ジャパン株式会社は2022年6月22日、「リファレンスチェックに関する意識・実態調査(転職者編)」の結果を発表した。調査期間は2022年5月18日~19日で、リファレンスチェックを経験したことがあるビジネスパーソンおよび、リファレンスチェックへの回答を依頼された経験があるビジネスパーソン248名から回答を得ている。これにより、ビジネスパーソンが考える、転職時におけるリファレンスチェックの必要性やメリットの有無などが明らかとなった。
「リファレンスチェック」経験者の約7割が「転職時の選考フローに必要」と回答。転職の際に感じるメリットとは

「リファレンスチェックの必要性」を感じるビジネスパーソンは約7割に

企業の選考フローにおける「リファレンスチェック」に必要性を感じているビジネスパーソンは、どの程度いるのだろうか。はじめにエン・ジャパンが、転職時にリファレンスチェックを経験したことがあるビジネスパーソンを対象に、「企業の選考フローにリファレンスチェックが必要だと思うか」を質問した。すると、「必要」が17.5%、「どちらかというと必要」が49.5%で、合計67%となった。
選考フローにリファレンスチェックは必要だと思うか

8割以上が「周囲にリファレンスチェックを頼める人がいる」と回答

次に、同社が「企業からリファレンスチェックを依頼された際、周囲に頼める人(上司・同僚・部下)がいるか」を質問すると、82.7%が「いる」と回答した。
周囲にリファレンスチェックを頼める人がいるか

リファレンスチェック推薦者の反応は「好意的」が半数以上

続いて、同社はリファレンスチェック経験者を対象に、「リファレンスチェックの推薦者(上司、同僚、部下など回答を依頼する人)の反応」について聞いている。その結果、「好意的だった」が20%、「どちらかというと好意的だった」が36.5%で、合計56.5%となり、「好意的な反応だった」との回答が半数を超えた。

一方で、「好意的ではなかった」が3.5%、「どちらかというと好意的ではなかった」が8%で合計11.5%となり、「好意的ではなかった」と感じている人も1割程度いることがうかがえる。
リファレンスチェック推薦者の反応

リファレンスチェックを依頼された際、「抵抗を感じた/感じなかった」の割合は半々に

また、同社はリファレンスチェック推薦者を対象に、「リファレンスチェックの回答を依頼された際、どのように感じたか」を質問している。すると、「抵抗を感じた」(「感じた」、「どちらかというと感じた」の合計)が49%、「抵抗は感じなかった」(「感じなかった」、「どちらかというと感じなかった」の合計)が51%で、拮抗する結果となった。
リファレンスチェックを依頼された際に抵抗を感じたか

約6割が「リファレンスチェックは転職者にもメリットがある」と感じている

次に、同社がリファレンスチェック経験者を対象に、「リファレンスチェックは、転職者にとってもメリットがあると思うか」を尋ねた。すると、「メリットがある」が17%、「どちらかというとメリットがある」が41%で、合計58%だった。
リファレンスチェックは転職者にとってメリットがあると思うか

リファレンスチェックのメリットは「自己PRにつながる」が最多

続いて、同社が「リファレンスチェックは転職者にとってもメリットがある」と回答した人に対し、「どのようなメリットがあると思うか」を質問すると、「自己PRにつながる」が59.5%で最多だった。以下、「客観的な評価を伝えられる」が49.1%、「選考方法が平等になる」が41.4%と続いた。
転職者に対するリファレンスチェックのメリット
本調査より、「転職時の選考フローにリファレンスチェックが必要」と感じている人が7割に迫ることがわかった。リファレンスチェックを行う場合は、調査の目的や選考時の活用方法などを明確に定めたうえで実施してみてはいかがだろうか。

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