株式会社ディスコは2022年6月13日、「インターンシップの参加意向等」についての調査結果を発表した。調査期間は2022年5月18日〜25日で、2024年卒業予定の学生(以下、24卒生)1,189名(うち文系:757名、理系・学部生:299名、理系・大学院生:133名)から回答を得ている。これにより、24卒生のインターンシップへの参加意向や、希望するプログラムと時期などが明らかとなった。
24卒生の9割以上が「インターンシップへの参加意向」を示している。夏季の「就業体験ありのプログラム」が人気か

24卒生のインターンシップへの参加意向とは

インターンシップへの参加意向がある24卒生は、どの程度いるのだろうか。はじめにディスコは、2022年5月時点での、「インターンシップや仕事研究プログラム等への参加意向」を尋ねている。すると、「参加したい/参加予定あり」が94.5%と、9割を超えた。
インターンシップへの参加意向

「就業体験を伴うインターンシップ」に参加したい24卒生が多数か

次に、同社はインターンシップ等に「参加意向がある」とした学生に対し、「参加したいプログラムの種類」を質問した。すると、「インターンシップ(就業体験を伴う複数日程のもの)」が89.9%、「1日仕事研究プログラム(就業体験を伴う1日以内のもの)」が86.9%となり、就業体験を伴うプログラムを希望する声が、ともに9割に迫った。一方、就業体験を伴わない「業界研究・会社研究プログラム」は、半数未満の49.4%だった。
参加したいプログラムの種類
また、「参加したい時期」については、「8月」(95.2%)と「9月」(84%)に特に回答が集まった。夏季休暇中を利用して、インターンシップに参加したい学生が多いことがうかがえる。
インターンに参加したい時期

「業務や仕事への理解を深めるプログラム」への参加希望が多い傾向に

次に、同社が「参加したい具体的なプログラム内容」について聞くと、全体では「業界や企業の概要を理解できるもの」が87.7%で最も多かった。以下、「実際の職場を見ることができるもの」が82.1%、「実践的な仕事を経験できるもの」が72.5%などと続いた。同社は、「インターンシップ等のプログラムを通じ、業界や仕事内容について理解を深め、就職先の志望を定めたいという学生の考えがあるのではないか」と推察している。

なお、理系と文系との差が顕著だったのは「自分の専攻分野と関連があるもの」で、理系が53.8%だったのに対し、文系では33.3%と、20ポイント以上の差があった。

また、あわせて「参加にあたり期待する成果」についてフリーコメントで聞いている。すると、「業界や企業への理解を深め、本選考に役立つ成果を得られることを期待する」や「さまざまな業界の仕事内容を知り、自分の視野や可能性を広げたい」、「実際の社員や職場の雰囲気が自分の希望するものと合致しているかどうか理解できること」といった声が寄せられた。
参加したいプログラム内容

「希望参加社数の多さ」や「業界の幅広さ」など、インターンシップの参加方針とは

続いて、同社は「インターンシップ等への参加方針」について、「A:できるだけ多くのプログラムに参加したい/B:数を絞って参加したい」と、「A:少しでも興味があれば参加したい/B:参加する企業はじっくり選びたい」、「A:幅広い業界のプログラムに参加したい/B:興味のある業界・企業に絞って参加したい」の3つの指標に分けて、それぞれ自身の方針に近いものを尋ねた。

その結果、「できるだけ多くのプログラムに参加したい」は合わせて64.7%(「Aに近い」と「どちらかというとAに近い」の合計)で、「数を絞って参加したい」の計35.2%(「Bに近い」と「どちらかというとBに近い」の合計)を大きく上回った。「少しでも興味があれば参加したい」についても、「Aに近い」とした人は合わせて64.6%となり、6割を超えた。

ただし、「幅広い業界のプログラムに参加したい」と「興味のある業界・企業のものに絞って参加したい」については、「Aに近い」と「Bに近い」のそれぞれの合計がおおよそ半数ずつとなり、結果が拮抗した。
インターンシップへの参加方針
本調査により、24卒生のほとんどがインターンシップへの参加意向を示していることがわかった。また、「就業体験を伴うプログラムに、夏季休暇中に参加したい」と考えている学生が多いことも見てとれる。学生のニーズを適切に捉えたうえで、自社でのインターンシップの受け入れ体制を整えていきたい。

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