「ミドル」を切り口に、様々な組織でチャレンジしているビジネスパーソンに、ミドル層の役割やあるべき姿、課題などに焦点を当てながらお話を伺い、組織づくりのヒントをお届けしていく本連載(※)。第7回目は、グループ長としてnoteの人事部門を束ねる中西 麻子氏にお話を伺った。noteは2022年12月に東証グロース市場に上場。中西氏は、上場後の今のフェーズを第二章と位置づけ、企業の持続的な成長に向けて、人と組織のあり方を日々模索している。本記事では、そんな中西氏から見た、「経営層との対話のポイント」や「社内への仕組みや制度の浸透方法」などを中心にお届けしていく。

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プロフィール

  • 中西 麻子 氏

    中西 麻子 氏

    note株式会社
    Organization Successグループ グループ長

    早稲田大学を卒業後、2012年、新卒としてヤフー株式会社に入社し、人事部門にてHRBPや人事企画業務に携わる。2019年5月、株式会社エブリーに入社し、マネージャーとして人事制度の企画・運用およびHRBP業務、採用業務に従事。2020年7月にnote株式会社にジョインし、人事チームのマネージャーを経て、2023年12月よりOrganization Successグループ長として、人事労務領域全般を担当。

  • 三浦 孝文 氏

    三浦 孝文 氏

    オイシックス・ラ・大地株式会社
    経営企画本部 経営企画部 部長

    大分県別府市出身。関西学院大学を卒業後、(株)D2C、クックパッド(株)での人事経験を経て、2017年1月より現職入社。HR本部人材企画室の責任者を経て、現在は経営企画本部内にて全社の中期経営計画や各部門の年度戦略の策定支援、経営にひもづく会議体の事務局など、マネジメントシステムの進化・仕組みづくりを担当。社外では兼業で(株)GlocalKの組織経営アドバイザリー、人事コミュニティ「人事ごった煮会」の発起人。

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三浦氏:本日はよろしくお願いします。まずはこれまでのご経歴を含めて、自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。

中西氏:よろしくお願いします。今は、note株式会社で人事労務を管掌する組織のグループ長をやっています。これまでの経歴ですが、新卒でヤフーに入社しました。最初は人事を希望していたのですが、配属されたのは経営企画で、その後ご縁があって人事に異動することができました。トータル7年間ほど労務や人事企画、HRBPなどを経験したのち、リファラルでエブリーというベンチャー企業に転職しました。人事マネージャーとして1年半、人事企画や労務、採用に携わった後、noteに転職して今に至ります。

三浦氏:中西さんが新卒入社された時から人事を希望されていたのは、どういった背景があったのでしょうか。

中西氏:学生時代から漠然と「人」に興味があったんです。高校時代にオーストラリアへ留学をしたのですが、いろいろな人種や価値観を持つ人たちと接するなかで「人って面白いな」、「人の力ってすごいな」と感じたことがきっかけで、「人」という軸を持って就職活動をしていました。

三浦氏:ヤフーさんではHRBPもやられていたとのことで、充実されていたんじゃないかなと思うのですが、そんな中でなぜ転職されたのでしょうか。

中西氏:信頼している同期が、規模が全く違う会社に転職して生き生きしているのを見て、そういうキャリアの積み方もあるな、と漠然と思っていたタイミングで、リファラルで声がかかったのがきっかけです。加えて、転職する少し前に人事部門内で異動して役割が少し変わり、HRBPから人事企画の業務を担うことになりました。そこでは数年に一度の人事制度の一新プロジェクトに携わることができ、やりがいはありつつも、どうしても機能別にチームが分かれていることで自分が携われる範囲が狭くなってしまうことへのもどかしさがあったことは事実です。

三浦氏:エブリーさんでは1年半人事マネージャーをされていたとのことですが、当時noteさんに転職された決め手は何だったのでしょうか。

中西氏:noteを知り、選考を通して理解を深める中で「この会社を成長させたい」と率直に思えたことが一番の理由です。人事は事業を成長させるための手段だと思っているので、この観点は会社を選ぶ際にも重要視しています。コロナ禍だったので全てリモート面接で転職をしたのですが、経営メンバーや代表と話して、noteが目指していくものに対して率直にワクワクしました。それと、経営メンバーと対等に意見交換ができるイメージを持てたことは決め手として大きかったですね。

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