カゴメが前回の2位からトップへ

次に「採用ホームページ」について、ランキング上位10社を見てみましょう[図表2]
[図表2]印象の良い採用ホームページTOP10
今回1位に輝いたのは、前回2位だった「カゴメ」(64票)です。2位には20票近い差をつけ、さらに文系・理系から満遍なく票を集め、断トツの1位といってよいでしょう。社員情報の豊富さと、色使いによる見やすいつくりが評価されています。中には、「採用ホームページ」がテーマにもかかわらず、「応募した人に自社商品をプレゼントしている」という、ホームページとは関係のないコメントも複数寄せられています。

・入社何年で分けられていてキャリアプランが作りやすかった(文系・その他私立大)
・ハイテクノロジーな設備を有しているのが伝わった(理系・上位私立大)
・社員の話が豊富で、全体的に見やすかった(文系・旧帝大クラス)
・カテゴリーごとに分かれていて分かりやすかった(文系・上位私立大)
・人事部からのメッセージをはじめ、就活生に寄り添うような印象を受けた(文系・上位私立大)
・「カゴメのひと」という項目があり、働いている人の写真と話が記載されており、自分の働くイメージを想像しやすかった(文系・中堅私立大)
・企業紹介がキャッチーで明るく、企業の雰囲気の良さが伝わってきた(理系・旧帝大クラス)
・色味がカゴメのイメージにマッチしており、情報も見やすかった(文系・中堅私立大)
・カラフルなデザインでイラストも多く見やすかった(理系・その他私立大)

2位は「NTTデータ」(46票)。こちらも文系・理系から均等に票を集めています。

・他の会社にはない、唯一無二の価値を提供していることが伝わってきて、この会社で働きたいと感じることができた(理系・旧帝大クラス)
・自分が行きたい業界なこともあり、さまざまな言葉や知識をホームページで知ることができた(文系・上位私立大)
・見やすいUIと、企業の強みが書かれていたため、志望理由をまとめやすかった(文系・中堅私立大)
・情報が分かりやすくまとめられていて、他社のように情報が点在していて見にくいとは感じられなかった(文系・早慶大クラス)
・選考基準の高さが分かりやすかった(理系・上位私立大)
・仕事内容に関する説明が豊富(理系・上位国公立大)
・NTTデータの歴史や日本・世界に与える影響を事細かに説明していた(文系・上位私立大)

3位は「楽天グループ」(44票)。有価証券報告書よりも分かりやすいとの声も。

・会社がやっている事業、求めている人材が分かりやすかった(理系・その他国公立大)
・業績開示に加えて、リスク情報などに関しても詳細に開示されており、有価証券報告書よりも圧倒的に分かりやすい記載があったので。またESG関連情報も充実していた(文系・中堅私立大)
・企業情報の発信が見やすかった。やるべきことがリスト化されていて見やすかった(文系・旧帝大クラス)
・規模や事業などについて数字を用いて明確に示してあったため、分かりやすかった(文系・上位私立大)
・ホームページの色が鮮やかで、内容も簡潔明瞭(文系・旧帝大クラス)
・楽天経済圏の説明が分かりやすかった(文系・上位国公立大)

4位は「アイリスオーヤマ」(40票)。多くのショート動画(YouTube)の投稿が評価されているようです。

・タイプ別診断があり、自分に合った職種を探せるようになっているなど、就活生に寄り添った内容だと感じた(文系・旧帝大クラス)
・採用部の方がショート動画をたくさんYouTubeに投稿されていて、企業理解や社風への理解が深めやすかった(文系・その他国公立大)
・学生がさらに企業について知ることができるように何個も動画を配信されていました(文系・その他私立大)
・採用情報や採用コンセプトがしっかり記されていて、好感を持てた(文系・中堅私立大)
・分かりやすくも明確な方針や目標が書かれていた(理系・上位私立大)

アイリスオーヤマが大躍進

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