コラム・対談・講演録
第2回 仕事愛こそ最高のモチベーター
人材の常識・非常識 目からウロコの人材観
若い部下・後輩を持つ上司・先輩に求められるものは何か。
(1)懇切丁寧に教えること、(2)気軽に相談に乗ること、(3)何ごとにも範を示すこと、など、箇条書きであげていけば切りがない。これらは基本中の基本だが、意外と忘れられやすいのは、(4)仕事愛を伝えること、ではないか。プロ野球・読売巨人軍の原辰徳氏が、監督就任時に「ジャイアンツ愛」という言葉を使ったが、あれと同じ種類のものだ。
部下が聞きたいのはグチではなく情熱
「仕事愛」なんて、演歌みたいで気恥ずかしいと言う人もいるだろう。仕事はクールでいいと思う人もいるだろう。強制するつもりはない。ただ、仕事愛を堂々と語れる人、態度で示せる人は、間違いなく部下から信頼される。今風に言えば「リスペクトされる」のだ。「あの人の姿勢は、まねはできないけど、何だかすごいよね」「仕事に対する気合というか、情熱が違う。さすがだと思う」―そんな風に言われる。