優秀企業賞の発表、5社目はパナソニック株式会社。グローバル展開や既存事業のさらなる展開を目指す中で優秀人材が求められていた同社は、ダイレクト・リクルーティングに着目し、自ら主体的に会いたい人材を確保する母集団形成の改革を開始。社内でダイレクト・リクルーティング勉強会を実施するなど、一丸となっての取り組みを推進しました。




 6社目の楽天株式会社は、昨年の大賞に続き、2年連続の受賞。転職市場に顕在化していない優秀人材層へのアプローチを行うため、社内のダイレクト・リクルーティングチームを拡充して採用に取り組む同社では、現在はそのチームが主体となって、各部門人事にもダイレクト・リクルーティングのノウハウを展開し、大きな成果を出しています。




 続く7社目は、ソニー株式会社。役職定年を迎えた社員を人材サーチスペシャリストとして登用し、母集団形成を行うという同社の取り組みは、「ソニーのDNAを継ぐ者は、ソニーのDNAを持っている者で探す」ともいえるもの。言語化できない人材要件を体で知るスペシャリストが、採用に取り組むという斬新さが光る受賞でした。




 8社目は、本年度、圧倒的な採用数をダイレクト・リクルーティングによって達成した日本アイ・ビー・エム株式会社。社内にプロ・リクルーターを配置し、求職者への徹底的なケアを心がけ、応募数、面接数、決定数ともに群を抜く数値を記録したことから、今回の受賞となりました。




 最後の優秀企業賞は株式会社アシックス。グローバリゼーションをテーマとして組織改革に取り組んでいる同社では、採用においても、グローバリゼーションの一環としてダイレクト・リクルーティングへの移行を推進。神戸から採用手法の変革を発信しています。
プロ・リクルーターによる採用変革が日系企業で加速


 優秀企業賞に続いて発表されたのは、今年度の特別賞です。特別賞は、地方創生という言葉がよく聞かれる昨今、「移住転職」での人材獲得を目指し、自治体が地域のやりがいを提案、その周囲の企業が自社をPRするという官民連動施策を推進した自治体を表彰するもの。今年度は、石川県人材確保・定住推進機構、岡崎ビジネスサポートセンター(Oka-Biz)が受賞しました。


大賞受賞は年間1,000人の採用を達成したアクセンチ...

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