「◯◯ガチャ」という言葉をあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは自分の努力ではどうにもならない運的な要素により、明暗が分かれることをカプセル式オモチャになぞらえて使われるようになった表現です。
ビジネスの面では、相性が悪く、業務の教え方に不満がある上司に対して「上司ガチャに外れた」と言いい、希望の配属部署や配属エリア以外に配属された時の嘆きに「配属ガチャに外れた」と使われています。
一方、上司目線では、保守的で覇気のない、ゆとり世代の部下に対して「部下ガチャに外れた」と言う人もいます。
人事側としては、中長期的な事業戦略を考えた人事計画と、一人一人の適性と成長を期待して配属を行っているのに、
現場の社員は、「今現在、自分の希望通りであるか」で考えてしまうことが多いのです。
このような不満を持ち始めた社員は、「自分の希望が通らないなら、希望にあった会社に転職する」と考えてしまいます。
また、「部下ガチャに外れた」と嘆くだけの上司は、「あきらめ」の前提で部下と接することになり、両者間の溝はさらに広がってしまいます。
このような社員を増やさないためにも、状況や環境のせいにせず、自分がコントロールできる範囲、「影響の輪」で考える主体的な社員を育てていくことが大切です。
ぜひ、セミナーにてプログラムの有効性をご確認いただければと思います。