![中小企業のビジネスカード(法人向けクレジットカード)の利用状況を調査。支払い業務の効率化に利点を感じる声](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_1792.jpg?w=750)
半数以上の企業がビジネスカードを所持している
キャッシュレスが浸透する中、法人向けクレジットカード(ビジネスカード)を利用する企業も多いだろう。では、中小企業における利用はどの程度進んでいるのだろうか。はじめに「ビジネスカードを所持しているか」を尋ねたところ、「持っている」が54.5%で、「持っていない」が45.5%という結果となった。過半数の回答者が、ビジネスカードを所持していることが明らかとなった。
![ビジネスカードの所持率](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_kiji_1792_0.jpg)
5割弱の企業が「開業後3ヵ月以内」にビジネスカードを契約
続いて、「ビジネスカードを契約した時期」について尋ねると、「開業から1年よりも後」が22.3%で最多だった。以降、「開業後3ヵ月以内」が19.2%、「開業後1ヵ月以内」が16.1%、「開業後1週間以内」が12.4%と続いた。「開業後3ヵ月」までの合計は47.7%となり、半数近い企業が比較的早い段階で契約していることが判明した。![ビジネスカードの契約時期](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_kiji_1792_1.jpg)
契約目的のトップは「支払い業務の効率化」
「ビジネスカードの契約目的」については、1位が「支払い業務の効率化」で68.4%、2位が「経費精算簡略化(従業員への配布)」で35.9%、3位が「キャッシュレスの促進」で27.6%だった。支払いや経費精算の効率化を目的としている場合が多いようだ。![ビジネスカードの契約目的](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_kiji_1792_2.jpg)
契約の決め手は「年会費の安さ」や「ブランドイメージ」
続いて、「ビジネスカード契約の決め手」を尋ねたところ、トップは「初期費用・年会費が安い」で、23.2%が回答。以下、「ブランドイメージが良い」が22.3%、「ポイント還元率が高い」が21.7%と続いた。年会費などのコスト面だけではなく、カード会社のブランドといった定性的な面も重視されているようだ。![ビジネスカード契約の決め手](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_kiji_1792_3.jpg)
決済内容は「消耗品費」や「接待交際費」が上位に
最後に、「ビジネスカードでの決済内容」を尋ねたところ、最も多かったのは「消耗品費」で67.5%に。以下、「接待交際費」が61.6%、「交通費」が59.1%と続いた。![ビジネスカードの決済内容](https://img.hrpro.co.jp/images/hrnews/hr_news_photo_kiji_1792_4.jpg)