オフィスで働く「外国人の生の声」 多くの外国人スタッフが日本人上司と良い関係を構築

内定ブリッジ株式会社は2018年3〜5月、日本で働いたことがある18業種25ヵ国の外国人を対象に、「オフィス内の異文化コミュニケーション」に関する調査を実施、結果を公表した。
なお、調査にあたっては、25ヵ国の回答者(業種18種、男性52%・女性42%)を、「儒教圏(中国以外)」「儒教圏(中国)」「東南アジア」「ラテン」「アングロサクソン」の5つの文化圏グループにまとめ、社内で使用している主言語で分類。アングロサクソンに社内で英語を用いる回答者が多く、中国人回答者は全員日本語で仕事をしているとの回答があった。


■「あなたの上司は日本人ですか?また、あなたとの関係はどうですか?」

・ポジティブな回答……<日本人35人><外国人3人>
・どちらでもない回答……<日本人24人><外国人0人>
・ネガティブな回答……<日本人2人><外国人0人>

「(ポジティブでもネガティブでも)どちらでもない」の回答数も多いが、全体的には、直属の日本人上司との関係はほぼ問題ないという回答が主流だった。

■「あなたと日本人の同僚との関係はどうですか?また、あなたと外国人の同僚との関係はどうですか?」

・外国人とのほうが仲が良い……9人
・人による……13人
・日本人とのほうが仲が良い……2人

外国人同僚がいる回答者自体が少なかったが、同僚との関係性について、「人による」(国籍は関係ない)という回答が最多。

一方、外国人同僚との関係と日本人同僚との関係を比較すると、(自分と同じ)「外国人」同僚との関係性のほうが良好だという回答が、圧倒的に多いことが分かった。

ほか、「上司や同僚とあなたとの間で、大きいコミュニケーションの失敗や、大きい考え方の違いはありますか?」という質問では、オフィスでコミュニケーションの問題があるという回答のうち、その原因について、多くが「自分の問題」もしくは「お互いの問題」と認識していた。一方、少数派にあたる「相手の問題」の中には、「相手の(日本人上司の)日本語が分かりにくい」という回答が見られた。

続いての「コミュニケーションの失敗や考え方の違いがあった時、あなたはどうやって対応しますか?」では、儒教圏の人材を中心として、相手に合わせるというアプローチを採っている外国人が多いことが分かった。

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HRプロ編集部

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