今、多くの組織で社員が疲弊しています。近年、業務が複雑化する割には、潤沢なリソースがあるわけではありません。とくに、ミドルマネジャーへの業務のしわ寄せは課題と言われています。管理職や人事の方は、「社員が忙しすぎるので、何かケアできないか」と感じていらっしゃる方も多いでしょう。
このような状況を打開する新しいスキルとして、セルフ・コンパッションが注目を集めています。セルフ・コンパッションとは親しい友人に思いやりと励ましをもって接するように、自分に対してもその態度をもつことです。
誰でも、仕事で思い通りにいかず、思い悩みます。つらいときに、「なんて自分はダメなんだ」と自己批判をしては、ますます自信を失い、負のスパイラルに陥ります。逆に、「自分は悪くない、自分は大丈夫」と無理に自己肯定をしようとしても、無理があります。セルフ・コンパッションは、自己批判でも、自己肯定でもない、第三の道を提示します。
実証研究により、セルフ・コンパッションを実践している人は、仕事での不安などのネガティブ感情が少なく、モチベーションが高く、自分らしさと効果的なリーダーシップを発揮することが知られています。セルフ・コンパッションは、疲弊を減らし、成果を出すことに大きく貢献します。
本セミナーでは、幸せな個人・組織を実現するために有効なセルフ・コンパッションについてご紹介をします。
▼このような方におすすめ
・社員のウェルビーイングを高めたいと考えている人事担当者
・職場の疲弊感への対応を検討している管理職
・社員が幸せに活躍するために必要な考え方や方法を検討している方
▼このセミナーでわかること
・セルフ・コンパッションの考え方とは何か?
・セルフ・コンパッションの組織・チームにおける効用
・セルフ・コンパッションの個人と組織における高め方