株式会社ウエディングパークは2021年2月1日、東京本社のリニューアルや、同社が運営する動画作成組織「Wedding Park Movie Studio」専用スタジオの移転・増床等を発表した。これは、テレワークを中心とした勤務形態の継続を見据えたもので、オフィスを「未来を共創するコミュニティスペース」として再定義し、ニューノーマルに即した働き方をさらに推進していくという。
オフィスの意義を再定義してテレワーク中心のニューノーマルな働き方を推進、ウエディングパーク

時代に即した働き方や考え方で新たな価値の創出へ

ウエディングメディアの運営やウエディング業界のデジタル技術活用支援を行うウエディングパークでは、2020年3月下旬から5月の間、関係者および従業員のオフィス出勤を原則禁止とし、6月以降も「出社比率30%未満」としてテレワーク中心の勤務形態を継続するなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を徹底してきた。

同時に、テレワークに対応した新たな業務フローとITツールの整備、社内イベントの開催による自社カルチャーの推進、テレワークを中心とする働き方に向けたマネジメント研修などの施策を実施してきたという。これらの施策を行った結果、内部調査では従業員の「一体感」の項目における評価が向上したことを踏まえ、新たな働き方を推進するに至った。

同社では、“サービスを提供する側の従業員が、やりがいや幸せを感じながら仕事をすることで、「ウエディング」というサービスを提供できる”という考えのもと、日頃から全従業員の活発なコミュニケーションや、部署を超えた積極的なノウハウの共有を推奨してきた。

これまでオフィスにおいて、異業務の従業員同士によるコミュニケーションが偶発的に発生することで、刺激を受け合い新たなアイデアの創出につながっていたことから、オフィスは「働く場所」だけでなく従業員同士が「共創する場」であるとして、見直しを実施。オフィスの意義を「未来を共創するコミュニティスペース」へと再定義した。さらに、テレワークと出社、双方の働き方に合わせ、東京本社のリニューアルを来る3月に予定しているという。

また、同社はこれまで、インターナルコミュニケーションを目的としたオンラインイベントの定期的な実施や、顧客向けウェビナーの開催など、動画を活用したコミュニケーションに力を入れてきた。自社の動画制作スタジオからライブ配信を行うこともあり、今後も継続的な動画制作やライブ配信により対応できるよう、2021年2月1日に動画制作組織「Wedding Park Movie Studio」の専用スタジオを移転および増設した。

同社はニューノーマルに即した働き方の推進により、プライベートな時間の充実や、自社カルチャーの醸成による新たな価値の創出につながる環境を整えていく考えだ。

新型コロナや働き方改革の影響により、今までとは違う働き方が注目されている。これを機に、自社における「新たな働き方」や「オフィスの在り方」について、いま一度見直してみてはいかがだろうか。

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