ダイドーグループホールディングス株式会社は、「副業・副業受入れ制度」の運用を2020年9月21日より開始した。Withコロナ/Afterコロナ時代の新たな働き方の一環として、従業員一人ひとりが最大限の力を発揮できる環境を目指すという。
Withコロナ/Afterコロナ時代を生き抜くべく、ダイドードリンコが「自社人材の副業」と「他社からの副業人材の受入れ」を開始

ニューノーマルに向けた制度の導入により、生産性向上を図る

ダイドーグループでは、新型コロナウイルス感染症拡大がもたらした価値観や働き方の変容を「企業と従業員双方の成長機会」と捉え、一人ひとりの力を最大限に発揮できる環境の創出に向けた取り組みを実施してきた。勤務時の服装を自由化する「カジュアルワーク」、週3日まで在宅勤務を可能とする「新たな働き方」の導入などが、その具体的な取り組みとして挙げられる。

このような中、従業員が多様な知見やスキル、価値観を獲得し、新たなアイデアやイノベーション創出につなげることを目的として、同社従業員が他企業の業務にも従事できる「副業制度」の導入を決定した。副業制度の対象者は、ダイドーグループホールディングス株式会社をはじめとする60歳までのグループ社員、約2,300名としている。また、外部(同社以外で本業に従事する人材)からの副業の受入れも同時に開始しており、2021年1月からの本格運用を予定しているという。

ダイドーでは引き続き、働く時間や場所の自由度を上げる新たな働き方や、昼食後15分間の昼寝を推奨する「カフェインナップ」などの取り組みも行っていく。こうして、仕事と生活双方の充実により相乗効果を目指す「ワーク・ライフ・シナジー」の実現を目指していく考えだ。

新型コロナの影響により、働き方を見直す企業が増えている。Withコロナ/Afterコロナ時代に合わせたより柔軟なワークスタイルを導入することは、企業の発展や存続に不可欠な要素になっていきそうだ。

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