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3つの誤解を解消して社員にリーダーシップを発揮してもらう。世界標準の理論とは (動画クイック研修)

「うちの社員、リーダーシップが弱くて…」。多くの企業が持つ悩みの原因は、実は間違ったリーダー像にあります。というのは、多くの日本人は、「リーダーとは○○な人」と固定化されたイメージを持っています。これでは、「自分はそのタイプではないから」と尻込みしてしまうのもやむを得ないでしょう。ところが、このような固定化されたイメージは誤解です。これを体系的に解説したのがロバート・ハウス教授のパスゴール理論。そこでは、状況に応じて様々なリーダーシップ・スタイルを使い分けることが提唱されています。管理職自身のキャラクター、置かれた状況、そして部下の要素に応じて最適のスタイルを選ぶのがよいと分かると、誰もがリーダーシップを発揮できるものです。この動画セミナーでは、パスゴール理論の提唱する4つのスタイル、指示的、支援的、参加的、達成指向的を解説するとともに、その使い分けの方法についてもお伝えします。(お申込み後、視聴用URL送付)

3つの誤解を解消して社員にリーダーシップを発揮してもらう。世界標準の理論とは (動画クイック研修)
費用: 無料
開催形式: オンライン(ライブ)
視聴URL連絡方法: ・申込完了時にメールでご案内
提供会社: シンメトリー・ジャパン株式会社
特典 お申し込みいただいた方には、リーダーシップを実践するための「リーダーシップ・ジャーナル」を差し上げます。

このセミナーの主な対象者

リーダーシップ研修をお探しの方。効果的な動機づけのアプローチ方法を知りたい方。

解決できる課題・このセミナーをおすすめしたい企業

社員のリーダーシップを強化したい

管理職の方が、自身の置かれた状況にあわせて、最適のリーダーシップスタイルを採ることができるようになります。

管理職の能力を高めたい

管理職には、「マネジメント」が必要なのは当然ながら、リーダーシップも求められます。変化の激しい時代、チームを引っ張る役割を期待できます。

社員のモチベーションを向上させたい

リーダーシップの中には当然部下のモチベーションUPも含まれます。部下のやる気を高め、成果を上げる、そんなはたらきかけができるようになります。

日程・申込

2024/09/10(火) 12:00 〜 2025/12/31(水) 12:00

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  • 申込締切:2024/12/31(火) 12:00
  • キャンセル受付締切:2024/09/30(月) 12:00
  • 定員:50名
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セミナー概要

このセミナーのポイント!

リーダーシップで重要なのは、単に理論を学ぶだけでなく現場での「行動」を変えることです。今回の動画クイック研修にもその要素を盛り込んでいますので、ぜひ参考にして下さい。申込者限定の「リーダーシップ・ジャーナル」を活用いただくと、現場のマネージャーにも行動を変えていただくことができます。

もし、動画クイック研修をご覧いただき疑問があったら、ご連絡ください。たとえば、

・管理職になりたがらない社員が多いが、どうしたらいいか?
・いまだに「昭和」的なマネジメントスタイルが横行しているが、「令和」にあわせるには?
・女性が管理職になったとき、特有の課題などあるか?

などがよくいただくご質問です。

【このリーダーシップ研修であつかているテーマ】
●固定化されたリーダー像で失敗した「あの」経営者
有名経営者の中にも、自身のとりうるリーダーシップの幅が狭いせいで失敗してしまう人もいます。誰もが知っている「あの方」を題材に、リーダーシップとは何かを議論します。

●リーダーシップ3つの誤解
日本人の多くの場合、自分の経験談に基づいたリーダー論を語っており、必ずしもその理論が正解にはつながりません。

・誤解その1_リーダーシップとは経営陣だけが必要である
 リーダーシップは全てのの組織・職階において必要です。

・誤解その2_リーダーシップはもって生まれたものである
 理論を知ることで、学習(練習)によって身に着けていくことが可能です

・誤解その3_リーダーとは〇〇な人という固定化されたイメージ
 取り巻く環境により異なる為、必ずしも〇〇な人と言うのがあてはまりません。状況に応じ使い分ける必要があります

●パスゴール理論_4つのスタイル
・指示的リーダーシップ
 リーダーが期待していることや規則をフォロワーに理解させ、課題の達成方法やプロセスを具体的に指示・指導する行動をとります。

・支援的リーダーシップ
 相互信頼をベースにしながら、フォロワーの感情に配慮し、気遣いを示す行動をとります。

・参加的リーダーシップ
 業務の遂行や課題解決に際し、フォロワーに相談して彼らの提案を活用する行動をとります。

・達成志向的リーダーシップ
 ハードルの高い目標を設定して、メンバーに全力を尽くすよう求める行動を取ります

プログラム

リーダーシップ研修第1講:リーダーシップの「幅」が狭くて失敗した「あの」名経営者

実は私は、リーダーシップについて話す時に思い出すある経営者の方がいます。それが、カルロス・ゴーンさん。日産が業績が悪くなった時に現れて、そこから180度反転して再び成長軌道に乗せたということで、名経営者と言われていました。ところが、最終的には成長軌道から「次」のステップが上手くいかなくなって、日本を逃げるように去ってしまったという状況です。

リーダーシップという観点からみると、ゴーンさんはご自分のリーダーシップの幅が狭かったんだと思います。別の言葉で言うと、様々なリーダーシップス・タイルがとれなかった。それが、あの様な結果に結びついてしまったのでしょう。もちろん、私は日産内部の人間ではないので、本当のところはわかりません。しかし、リーダーシップの観点からはそのように見えてしまうのです。
なので、この動画でお伝えしたいのは、リーダーシップ・スタイルには複数ある。しかも状況に応じて使い分ける必要がある、と言うことです。リーダーシップご興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

リーダーシップ研修第2講:リーダーに必要なパスゴール理論とは

実は欧米では、リーダーシップの研究が進んでいます。どういうことかと言いうと、どのような行動がリーダーとして効果的かというのが、学問的に研究されています。その研究も、データをとってそれを統計的にチェックしてという、ある意味、理系的アプローチです。私がMBAに留学した時に、こういう研究があるんだと知って、なるほどなーと思いました。だからこそ、欧米企業は継続的にリーダーを輩出できるんだなと思いました。

その研究の成果として、現在最も広く受け入れられているのがパスゴール理論です。ロバート・ハウス先生が提唱されたものですが、まずは、リーダーの役割は、フォロワーに道筋(path)を示すこと。パスゴールと言っても、サッカーのパスとゴールではなく「path」の方です。
そして、結果としてフォロワー自身が目標達成するのを手伝う。それによって、ゴールに到達させてあげましょうということになります。そして、更に大事なのが状況に応じて、使い分ける4つのスタイルをハウス先生は提唱されました。それが、指示的に支援的、参加的、達成指向的です。

リーダーシップ研修第3講:指示的だって立派なリーダーシップ

詳しく見ていきましょう。まずは指示的です。フォロワーつまり、部下ですね。このフォロワーに何を期待しているかをはっきり説明して、スケジュールを設定。あるいは仕事の達成方法を具体的に指示するのが指示的なリーダーシップ・スタイルです。え?それってリーダーシップなの?なんだかマイクロマネジメント、いわゆる管理なんじゃないの?と思いがちですが、そんなことはありません。ある状況においては、このようなリーダーシップ・スタイルが有効です。

たとえば、どう取り組めばいいんだろう?と曖昧な仕事の時。イメージがつくと思うんですが、仕事のなかでもどう取り組もうかな?と迷う時あるじゃないですか。そういう時に、上司(リーダー)が、こういう時には、こういう段取りでいつまでに、こういうやり方でやってみてと指示をするのです。言われた方のフォロワーは安心で、このリーダーは頼りがいがあるかも、と思うわけです。もちろん、経験豊富なフォロワーには「くどい」と感じられてしまうので、使い分けが大事です。

リーダーシップ研修第4講:支援的リーダーシップ・スタイルで部下に配慮を示す

次は、支援的です。相互信頼をベースにしながらフォロワーの感情に配慮し、気遣いを示しましょう。特に、上下関係が厳しく官僚的。いわゆるルールで縛られているタイプの組織ですよね。こういう時には、指示的行動を控えて支援的行動を行うのが良いです。割とガチガチにルールで縛られている組織なのに、上司も口うるさいと息苦しくてたまりません。感情に配慮して支援的行動を増やしていきましょうということになります。

続いて、参加的です。決定を下す前にフォロワーに相談し、彼らの提案を活用する。フォロワーを意思決定に参加させるという観点で参加的と呼んでいます。状況としては、フォロワーが「これはわたしの仕事だ」と、仕事を自分ごと化してくれる。そういう時に使います。そして同時に経験豊富な部下に対してもより有効です。

そして、達成指向的も見てみると、困難な目標を設定して全力を尽くすようにメンバーに求める、となります。これ、どう取り組んだらいいんだろう?というような曖昧な仕事の時に有効です。ここまでくると、状況に応じて使い分けが重要だなと分かってきますよね。

リーダーシップ研修第5講:リーダーとは〇〇だ!の誤り

先ほどのゴーンさんに戻ってみると、業績が右肩下がり、その時には強いリーダーシップ(達成指向的)それによって周りを引っ張っていく、時には大胆な、たとえば取引先の業者を何社かに絞り込む、そんな時に有効でした。ですが、達成指向的だけしか使わないと、回復軌道に乗った時になかなかうまくいかないって言うのが私のゴーンさんの見立てです。

翻って、日本のビジネス社会におけるリーダーシップについて考えてみましょう。日本人の多くは、「リーダーとは〇〇な人」と言う固定化したイメージを持ちがちです。例えば、先ほどの様にリーダーとは周りを引っ張っていく強いキャラである。あるいは真逆のことを言う人もいます。「私、気づいたんだけど、リーダーとは弱みを見せるのが大事。弱みを見せることによって部下と親密な関係をとることができる」という人もいて…それはそれで正解ですが、それ「だけ」では失敗してしまいます。

実際、本屋に行ってみてください。リーダーシップのコーナーには、著者独自の体験に基づいた、リーダーとはこうあるべき」、と書いている本がたくさんあります。でも、
それは、その著者のキャラクターがあるからこそ。その著者の置かれた状況で、著者をとりまく部下がいて成立したわけであって、読者が私のキャラクター、私の仕事の状況、私の取り巻く部下を考えた時にうまくいく可能性はないですよね。
ということは、「リーダーとはこうあるべきだ」、というのを抜け出していただいて、スタイルの使い分けが重要なんだと理解していただくことが極めて重要なのです。そして、その誤解を脱却していただいた方が楽になりますし、成果を上げることができます。

リーダーシップ研修第6講:他にもあるリーダーシップの誤解

実は、リーダーシップに関する誤解はこれだけではないので紹介します。全部で私は3つくらいの誤解があると思っています。まず、誤解その1、リーダーシップとは経営陣だけが必要である。そんなことはありません。リーダーとして周りに影響力を発揮する。もしくは部下に対して影響力を発揮して部下がゴールを達成する。目標達成してもらうすべての階層において…どころか管理職になっていなくてプレイヤーとして働く人にとっても大事なことだと思います。むしろすべての組織・職階において必要です。

誤解その2、リーダーシップはもって生まれたものである。生まれながらにリーダーシップを持っている方もいます。でも仮に、もともとリーダーシップがなかったとしても、学習によって、たとえば先ほどのパスゴール理論を知ることによって練習によって身に付けていくことはできます。

こんな3つの誤解を抜け出していただいて、楽して成果を出せる。そんなリーダーになるきっかけにしてもらえると幸いです。

登壇講師

  • 木田知廣

    木田知廣氏

    マサチューセッツ大学MBA講師、シンメトリー・ジャパン代表

    筑波大学卒業後、米国系人事コンサルティングファーム、ワトソンワイアットにてコンサルティングをおこない、成果主義人事制度の導入にて活躍する。

    担当したクライアントは、数十名規模のベンチャーから数千人の外資系企業まで様々だが、根底にある、「人事は人を縛るルールではなく、人が自律的に動けるようにするツールである」、とのコンセプトは揺るぎないところであった。

    1999年、人事制度という枠組みを超えた人材マネジメントの知見を求めて、EU統合のまっただ中にある欧州へと旅立つ。ところが、留学先のロンドンにおいて、異なる価値観を持つ人材マネジメントの難しさの洗礼を受ける。

    これをきっかけに、異文化組織のマネジメントの泰斗、ロンドン・ビジネススクールの故スマントラ・ゴシャールに師事。卒業プロジェクトのケースライティングにおいて親しく指導を受けながら、多様な人材を率いるリーダーシップに関する考察を深める(2001年MBA取得)。なお、この卒業プロジェクトは後にゴシャールの絶筆となった「意志力革命 目的達成への行動プログラム」(ランダムハウス講談社刊)に採り入れられ、同書中で木田にも献辞が捧げられている。

    帰国後は、社会人向けMBAスクールのグロービスにて「グロービス経営大学院」の立ち上げをゼロからリードし、苦闘の末に前身的なプログラム、GDBAを 2003年4月に成功裡に開校する。これにより、同社において毎年1回与えられる「プレジデント・アワード」(社長賞)を受賞する。なお、同校は、2006年4月に文部科学省の認可を受けて経営大学院となり、やがて国内MBA学生満足度ランキングでナンバーワンの座に輝いたのはご存じの通り。

    2006年、経営学の分野で有効性が実証された教育手法を使い、「情報の非対称性」を解消することをミッションとして「シンメトリー・ジャパン株式会社」を立ち上げる。

    ビジネス教育における得意分野はカリキュラムのグランドデザインからプログラムの設計、教材の開発まで多岐にわたるが、講師としても受講者から圧倒的な支持を受け、「見かけや経歴はクールですけれど、話してみると熱い人でした」等のコメントが多く聞かれる。

    ライフモットーは「Stay Hungry, Stay Foolish」。同名のブログを運営中。

会社情報

社名 シンメトリー・ジャパン株式会社
住所 〒105-0004
東京都東京都港区新橋6-22-1 ローズビル6階
代表者 木田 知廣
資本金 700万円
売上高
従業員数 5名

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