NEW2025年度版:新入社員の傾向と育成戦略レポート:人事戦略イノベーション&コンサルティング:編集後記
掲載日:2025/06/05
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資料の内容
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【2025年度 新入社員の傾向と育成戦略レポート】を公開しました。
講師の分析によると、今年の新入社員は「素直」「真面目」「協調的」といった特性が目立ち、「バランス型」傾向が強まっています。組織適応力は高いものの、自己主張や場面対応力の育成が今後の課題です。
詳細は下記をご覧ください。
資料の目次
1.はじめに2. 新入社員の特性と行動傾向
(1)「対人特性語」分析、 「講師レポート単語頻出」分析概要
(2)「対人特性語」分析:2025年新入社員の特性の傾向
(3)「講師レポート単語頻出」分析
3. 研修成果と課題分析(アンケート調査)
(1)研修理解度と満足度
(2)難易度が高かった研修内容
(3)自己成長に関する気づき
(4)現在の不安と教育ニーズ
4. 育成戦略と研修提案
(1)新入社員の育成戦略
(2)人的資本経営における新人研修5つの核心要素
(3)新入社員フォローアップ例:社会人基礎力アップ研修
(4)指導者研修例:ロジコム指導法
5. 終わりに
株式会社マネジメントサポートでは、2012年度より毎年「新入社員の傾向と育成戦略」に関する分析レポートを作成しています。2025年度版では、新入社員研修に参加した延べ540社・11,000名のうち、アンケートにご協力いただいたデータと講師レポートを基に、今年の新入社員の特性や行動傾向を分析し、それに基づいた教育戦略を整理しました。
その中で、研修講師が各クラスの受講者について、行動傾向を表す30語の中から3語を選んで集計した「対人特性語」分析では、「素直」「真面目」「協調的」が上位に挙がりました。
この傾向は、2023年以降、「バランス型」の傾向が年々強まっていることを示しています。
自分を表現しつつも、周囲との調和を大切にする姿勢は、組織への高い適応力を発揮する素地となります。一方で、場面ごとに行動を切り替えたり、自分の考えを適切に主張したりする力については、今後の育成課題でもあります。
■「できる」から「選べる」へ
一見「育てやすい」ように見える新人も、実は“自律型人材”への育成には工夫が必要です。
▷ 「できる」とは
教わったことをそのまま正しく実行できる力
例:電話対応の手順を覚えて実践する、報連相を指示通りに行える
▷ 「選べる」とは
状況に応じて、自ら最適な行動を判断し選択できる力
例:相手の状況を見て「今はメールではなく直接話すべきだ」と判断する、指示がなくても優先順位を考えて行動する
■ 現代の新入社員の課題
2025年の新入社員は、素直さ・誠実さ・協調性といった周囲と調和しながら行動できる高い適応力がうかがえます。一方で、自ら判断し、行動を選び取る力にはまだ課題も見られます。
・自分で判断する
・複数の選択肢から適切に選ぶ
といった「行動判断力」は、経験不足や失敗への不安感から十分に育っていない傾向があります。
新入社員フォローアップ研修や今後の研修設計やOJT支援の見直しのヒントとして、ぜひ本レポートをご活用ください。
研修や教育プログラムに関する具体的なご相談は、マネジメントサポート 研修事業部/営業担当までお気軽にお問い合わせください。
会社情報
社名 | 株式会社マネジメントサポート |
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住所 | (東京本社) 〒108-0014 東京都港区芝5-19-4 芝5ビル2階 (大阪支店) 〒564-0052 大阪府吹田市広芝町4-34 江坂第一ビル6階 |
代表者 | 代表取締役 古谷治子 |
資本金 | 10,000,000円 |
売上高 | 非公開 |
従業員数 | 社員数:20名 講師数:150名 |