東急リバブル株式会社では「お客様満足を起点に考え、行動できる社員を育成する」という教育方針のもと、「属人的な指導」から「標準化・体系化した育成プログラム及び評価基準」を策定することで、育成状況の見える化を図り、組織全体で若手社員を育成した結果、過去3年間で飛躍的な成果をあげた実績が高く評価され、第7回 日本HRチャレンジ大賞『大賞』に輝いた。「虎の巻プロジェクト」と銘打たれたこの取り組みが始まった経緯や、プログラムの内容、成功の要因などについて、同社 流通事業本部 業務管理部 人材育成課長 小山 健悟氏にお話しいただいた。
日本アイ・ビー・エム株式会社では、さまざまな障がいを持つ若者を毎年20〜30名規模で7カ月間受け入れ、通常の社員研修と同等レベルのカリキュラムを適用することで、就職に向けた就職観形成とスキル修得を可能にするインターンシップ・プログラム「Access Blue」を実施。社会的意義の大きい優れた取り組みであると評価され、第7回 日本HRチャレンジ大賞『人材育成部門優秀賞』を受賞した。この取り組みの狙いやプログラムの内容、成果などについて、同社の人事担当 常務執行役員 クリスチャン・バリオス氏と、人事 ダイバーシティー企画 部長 梅田恵氏にお聞きした。
近年AIやビッグデータが注目を集める一方で、その分野に携わるスペシャリストに関しては、深刻な不足傾向にあり、多くの企業が即戦力採用に苦戦を強いられている。そうした中、従来の中途採用から新卒採用へとシフトし、高いスキルを持った学生を確保しようと努める企業も増えてきた。しかしここでも、優秀であればあるほど、獲得競争は激化する。果たして自社が求める優秀層に選ばれるためには、一体何が必要なのだろうか。その答えを導き出し、成果を上げたのが、今回ご紹介するソフトバンク・テクノロジー株式会社だ。同社は2018年新卒採用から、専門的な知識や技術を有する学生が早期に活躍できる環境を支援するための「グレードスキップ制度」を開始。実際に優秀な人材を採用するとともに、その取り組みから第7回日本HRチャレンジ大賞『採用部門優秀賞』も受賞した。「グレードスキップ制度」とは何か、なぜ成功したのか。その背景や取り組み内容を取材した。
株式会社エムステージが提供する産業医サポートサービスは、企業への産業医の紹介だけにとどまらず、嘱託産業医の業務管理システム「M Connect」の提供や、休職者の復職までの対応の仕組みづくりを支援する「休職・復職サポートサービス」など、継続した支援活動が健康経営を支える優れたサービスであると評価され、第7回 日本HRチャレンジ大賞『イノベーション賞』を受賞した。このサービスが開発された背景や、企業にもたらすメリット、導入事例などについて、同社執行取締役、鈴木友紀夫氏に伺った。