4割以上の人が新型コロナワクチンを「すぐに接種したい」と回答。年代別の意識の違いが明らかに

株式会社NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」は2021年6月16日、「新型コロナウイルスのワクチン接種」に関するアンケートの結果を発表した。調査期間は同年6月10日〜15日で、20代、30代、40代、50歳〜64歳、65歳以上の各年代200人、合計1,000名から回答を得た。これにより、年代別の「ワクチン接種に対する意識」が明らかとなった。

ワクチン接種が進み、信頼性が高まったか

日本国内では新型コロナウイルスのワクチン接種が2021年2月より始まり、現在は65歳以上の高齢者を優先にワクチン接種が進められている。大規模接種センターでの接種や職域接種により、18〜64歳までの層への接種も始まったいま、ワクチンに対する人々の意識はどうなっているのだろうか。

まず「ワクチンを接種できる状況になったら、すぐに接種したいか」と尋ねたところ、45.3%が「すぐに接種したい」と回答した。続いて、「すぐにではなく、いずれ接種したい」が35.1%、「接種したくない」が19.6%となった。

なお、ワクチン接種開始前の2020年12月に実施した同様の調査では、「すぐにではなく、いずれ接種したい」が60.3%と最も多く、「すぐに接種したい」は10.6%にとどまっていた。日本国内における接種が進み、ワクチンに対する人々の信頼性が高まっていることがうかがえる。
新型コロナワクチンをすぐに接種したいか

年代別の回答では、若年層ほどワクチン接種に不安を感じている

次に、先述の設問の回答を年代別に集計した。その結果、65歳以上では「すぐに接種したい」が78%に。続いて50〜64歳が45.5%、40代が42.5%、30代が33%、20代以下が27.5%ととなった。年代が若いほど「すぐに接種したい」人は少なく、30代以下では「すぐにではなく、いずれ接種したい」と考えている人の割合の方が多いことが明らかとなった。
ワクチン接種に対する年代別の意識
「すぐに接種したい」という回答の理由について尋ねると、「感染対策に気をつけていてもどこで感染するかわからないので、最大の予防法として接種したい」(50代・女性)、「打つことにより精神的にも安心感があるから」(50代・男性)、「ワクチンを接種して安心して出かけられるようになりたい」(40代・女性)といった声が聞かれた。

他方で、「すぐにではなく、いずれ接種したい」、「接種したくない」という回答の理由として、「ワクチンが承認されてからの期間が短いため、長期的な副作用や身体への影響が不安」(30代・女性)、「他のワクチンでもアレルギー反応が出たことがあり、体質に合わないということが分かっているから」(50代・女性)といった声が挙がった。

各地で新型コロナワクチン接種が進み、現在は有効性や副反応の情報などが少しずつ明らかになってきている。企業としても正確な情報を見極め、ワクチン接種に関する適切な情報開示を行っていきたい。