8割の社会人がメリットを感じる「1on1」を成功させる秘訣とは

求人情報サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社は2020年2月、「1on1を成功させる秘訣調査」の結果を発表した。全国の22〜65歳の社会人300名を対象としたもので、調査期間は2019年12月。その結果から、満足度を高める1on1の特徴や上司と部下との間に求められるコミュニケーションの糸口が明らかになった。

1on1経験者の8割が「メリットがある」と感じている

はじめに、「1on1にメリットを感じているか」と質問した。その結果、全体の80%が「メリットがある」と回答。8割という多くの社会人が、1on1の時間を有意義に感じていることがわかる。

上司と部下の双方がメリットを感じている

上記の設問に対し「メリットがある」と回答した人を立場別に「上司側」、「部下側」で割合を比較。すると、上司は9割以上、部下は約7割という結果に。上司側で割合が高くなったものの、立場を問わず双方が何らかのメリットを感じているようだ。

満足度が高まる話す量の比率は「5:5」がトップに

次に、「1on1で話す量の比率」を調査するため、「自分:相手」の割合で回答を求めた。最初の設問で「メリットがある」と答えた人の回答を見ると、「5:5」が22.4%と最も多く、「6:4」が21.9%、「7:3」12.9%と続いた。この結果から、1on1では自分と相手の話量が均等に近くなるほど、メリットを感じやすくなることがわかってくる。

約6割が「話をしたくなる相手の特徴」として「否定しない」と回答

続いて、「悩み事や本音を話したくなる人の特徴」について質問すると、「話を否定しない」が59.2%と最多、次いで「適切なアドバイスをくれる」が49.1%、「相槌を打っている」が45.7%となった。相手が話したくなるポイントを押さえてから1on1に臨むことが成功のキーポイントとなりそうだ。
上司と部下とのコミュニケーションの一環として「1on1」を取り入れている企業もあるだろう。双方にとってより有意義な時間にするためには、お互いが話す量や話したい雰囲気作りなど、環境面や内容の整備も必要となりそうだ。

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HRプロ編集部

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