クロス・ウェーブセミナー2014：企業の要は、『ミドル』にあり！？

講演【1】13:45〜プレイングマネージャーはなぜ生まれるか

今年、HR総研が実施した調査「新任管理職研修」をもとに、新任管理職候補の人選方針、 新任管理職候補の内容、研修方法の傾向、具体的な取り組み例、各企業が抱えている課題のほか、 マネージャー（管理職）におけるプレイングマネージャーの割合、プレイングマネージャーの 生まれる理由についても探っていきます。

ProFuture株式会社　HR総研　主任研究員　松岡仁

就職情報会社 文化放送ブレーンにて大手から中小まで幅広い企業の採用コンサルティングを行う。ソフトバンクヒューマンキャピタル、文化放送キャリアパートナーズで転就職サイトの企画・運営に携わった後、2009年より現職。人事向けポータルサイト「HRプロ」、大学と企業をつなぐサイト「キャンリク」の企画・運営と、人事分野全般に渡る各種調査の企画・分析を担当。

講演【2】14:05〜ミドルが変われば会社が変わる〜強いミドルのつくり方〜

“マネージャーとして機能していない”、”口ばかりで育ててくれない” 昨今、ミドルに対してこういった声がよく聞かれます。なぜミドルは弱体化したと言われるので しょうか。本講演では、ミドルを取り巻く環境分析から、その本質を明らかにし、「強いミドル」 をつくるための人材開発のあり方をご紹介します。

株式会社セルム 代表取締役社長　加島 禎二氏

1990年株式会社リクルート映像入社。営業、コンサルティング、研修講師を経験。営業においてはMVP連続受賞の実績を持つ。1998年創業3年目の株式会社セルムに入社し、2002年取締役企画本部長に就任。今日まで920名を数えるコンサルタントネットワークの礎を築く。2007年常務取締役関西支社長に就任。顧客とのパートナーシップ戦略を推進する組織と人材育成に尽力する。2010年代表取締役に就任。一貫して、大手メーカーを中心に「理念重視経営」における人材開発体系構築、リーダーシップ開発、ミドル育成、組織開発に携わる。「唯一無二の人材開発プロフェッショナル企業」「経営理念と戦略に同期した人材開発」を掲げ、現在3期連続最高益を更新中。升励銘企業管理諮詢（上海）有限公司 董事。

講演【3】15:15〜競争時代を勝ち抜く次世代幹部育成の秘訣

環境変化の激しい現在、かつて日本にはたくさんのビジネス機会があり、新しい経験を通じて育つ環境があった。現在はOJTの中で自然と育っていく環境を日本企業は喪失してしまった。変革を引き起こし、変革に呼応する次世代幹部を育てるにはどうすればいいのか？濃密な体験学習を通じて自分の新たな可能性に気付き、この時代を勝ち抜く組織を作り出せる次世代幹部育成の秘訣をお伝えします。

株式会社ワークハピネス　チーフ・カタリスト　藤岡 長道氏

証券アナリストとして、時代の先を読んだ判断力の高さでNTT民営化前から通信産業リサーチ、EU統合前から欧州株ビジネスを創業。野村證券で投資調査部長、企業調査部長として国際分散投資の体制を先頭に立って開拓。野村総合研究所人材開発部長として全社研修体系の再構築、リーマン統合後の野村證券人材開発部シニアアドバイザーとして、グローバル研修体系の構築を推進。航空機リース会社、信託銀行の取締役としてコンプライアンス・リスク管理に関わる。2011年12月から現職。世界の様々な企業の企業価値を分析した知見をもとにした組織風土改革の提言と実行をライフワークにしている。ASTD-JAPAN理事。日本人材マネジメント協会常任役員。