株式会社ブリヂストンは2020年6月、社内募金制度「BSmile募金」を新たに設立し、寄付先団体の公募を開始したと発表した。公募は2020年6月22日より開始。SDGsの達成にむけ、社会的な課題解決に取り組む非営利団体を対象に、同社の定める基準に沿って選考を行うとしている。
社会貢献活動に取り組む資金として、最大100万円を支援
国際目標としてSDGsが採択され、持続可能な社会の実現に向けて取り組む企業も多い。このような中、ブリヂストンでは「Mobility (モビリティ)」、「People(一人ひとりの生活)」、「Environment(環境)」を重点課題に掲げる独自のグローバルCSR体系「Our Way to Serve」にもとづき、さまざまな社会貢献活動に取り組んできた。この一環として、従業員の自発的な参加を促す取り組み「BSmile募金」を新設。マッチングギフト制度を取り入れ、従業員からの寄付金に、同社が同額を上乗せして支援する。これにともない、2020年6月22~8月7日まで「BSmile募金」の寄付団体を募集する。応募対象団体の条件として、「(1)3年以上の活動実績があり、現在も継続して活動中の非営利団体」、「(2)ブリヂストンのグローバルCSR体系に該当する活動を通じ、SDGsの達成を始めとする社会活動の解決に取り組んでいること」の2点を挙げている。
なお、支援期間は2021年1月1日~12月31日で、支援金額は一団体につき最大100万円、支援総額は最大200万円を予定している。
持続可能な社会にむけた目標を掲げるSDGsの達成期限は2030年となり、残り10年を切った。企業には「自分たちにできる活動」を考え、実践していく姿勢が求められそうだ。