2020年5月、航空会社大手であるANAグループは、2021年度の入社に向けた採用活動を一時中断することを発表。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、今後の事業計画を策定することが困難な状況であることによる措置としており、採用活動再開の時期の目途は立っていないという。
ANAグループが新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け2021年度入社の採用活動を一時中断

グループ内37社、約3,200名の採用を中断

世界中に蔓延し、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症による企業への影響は、日本の大企業にも大きな影響を及ぼしている。ANAグループでは、2021年度入社の採用枠として、地上職ならびに客室乗務員職で合計800名程度、またANAエアポートサービス、ANA成田エアポートサービスを始めとした国内の各空港会社各社で1,750名程度と、グループ合計3,200名あまりの採用を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症蔓延を背景とした飛行機を使った移動需要の急激な減少により、今後の事業計画の見通しが立たない状況に陥っているという。

この現状を踏まえて、ANAは2021年度入社の採用活動を一時的に中断することを決定した。採用活動の再開の有無、その時期については、今後の動向を見極めたうえで判断する意向だ。また、すでに応募が完了している就活生、転職者に対しては、各採用担当者からの連絡をもって対応する方針とのこと。今後の状況についてはグループ各社のHPで発表するという。

大企業の採用がストップすることで行き場を失う就活生も多く、日本経済にも大きな影響を与えることが予想されている。一刻も早い事態の収束と、採用活動再開が望まれる。

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