ASTD提唱のリーダーシップ開発手法「LEADSモデル」とは

「経営戦略と整合の取れたHRであるために」
藤原氏に続いて登壇した中原氏は、米国に本部を置く世界最大の人材開発研究団体、ASTDが提唱するリーダーシップ開発手法「LEADSモデル」の全体像とポイントを紹介しながら、「人事が戦略的なリーダー育成に取り組もうとするとき、必要なことは何か」に迫っていく。

 LEADSモデルのプロセスは、「基盤を固める」「未来を描く」「行動計画をまとめ(明文化)、表明(公表)する」「リーダーシップ開発を促す要素を設計する」「進展を維持する」という5段階になっている。まず基盤を固め、未来を描いて、次第に具体的な施策の設計に入っていくという流れだが、現実にはどうだろう。中原氏は「具体的な施策の設計あたりから始まっている場合が結構多くないだろうか。また、このリーダーシップコンピテンシーは本当に自分たちの会社に合っているのかといったことをよく確認せずに、なんとなく、こういうリーダー研修をやれば将来のリーダーが育ちそうだというところからスタートしていないか。実は、こういったことはASTDのなかでもよく言われるところだ」と、企業のリーダー育成における問題点を指摘する。

成功するポイントは明確なゴールの設定と測定・評価

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