ニトリ×北海道大学 データサイエンスの未来を切り拓く!「ニトリみらい社会デザイン講座」とは?

ニトリで働くヒトの声から、独自のHR施策に迫る

人材の育成や活用に多面的に取り組んでいる株式会社ニトリホールディングス。個々の能力を最大限発揮できる環境を整えるための教育体制や制度構築など、人材を多面的に支える仕組みを整え日々変化させている。これら施策の一端を垣間見られるのが、同社が展開するメディア『ニトリン』だ。本来はニトリという会社やそこで働く人の想いを発信する媒体だが、人事視点でみると「同社の人事施策を従業員がどう受け入れ実行しているか」が働く人たちの声で紹介されている。本連載では、ニトリン編集部の協力を得て、『ニトリン』で掲載中の注目記事を厳選し、転載していく。施策の成果や浸透具合は、多くの企業で参考になるはずだ。今回は、北海道大学センター内に開校した同社の寄附講座「ニトリみらい社会デザイン講座」について紹介する。(HRプロ編集部)
ニトリみらい社会デザイン講座。

これは、2019年8月北海道大学の数理・データサイエンス教育研究センターに開講されたニトリの寄附講座のことです。

ニトリと北海道大学……??

なぜニトリが北海道大学センター内に寄附講座を開講したのか。

ニトリから客員研究員として派遣されているたった一人の社員。情報システム改革室 開発チームに所属する本間勇紀さんに話を聞きました。
本間さん「2019年7月に、札幌市・北海道大学・ニトリホールディングスで『みらいIT人材』育成のための産官学連携協定を締結しました。その取り組みのひとつとして北海道大学に開講されたのが、ニトリみらい社会デザイン講座です。そもそもの連携の目的は、データの力で地域社会の課題を解決し、みらいの社会を創造できる高度なIT人材を育成していくこと。そのなかで私は、北海道大学の数理・データサイエンス教育センターで自分自身がデータサイエンスを駆使したIT人材になるという使命をもって、多岐に渡る研究をすすめています」

この講座はなんと、データサイエンスの研究と人材育成を同時にすすめる国内初の取り組み。そして、みらいIT人材を体現すべく先駆者として日々奮闘しているのが、本間さんなのです。

本間さん「最初声をかけてもらったときは、不安が大きかったです。が、それよりも自分がはじめての客員研究員かつゼロからつくりあげなくちゃいけないという責任感の方が強かったですね。派遣されて半年たちましたが、習得しなければならないことが多く、正直しんどいです(笑)。家に帰ってもずっと頭のなかはデータ活用のことばかり。妻に『話聞いてる?』と言われることも(笑)。いまは、データの力で未来の社会をデザインするために必要なスキルを習得することを目標に取り組んでいます。大変ですが、そのスキルを習得して社会にある数多くの課題を解決できるような人材になることを想像したら、やりがいしかありません!」

北海道大学内で本間さんと一緒に働く、数理・データサイエンス教育研究センター 特任准教授 湧田先生はこういいます。
湧田先生「すごく大変だと思いますよ。ニトリと北海道大学をつなぐ立場にいるので、両者から頼られる存在。いろいろな調整をしながら自身もIT人材として成長していかなくちゃいけないので。いまでこそわいわい議論をしていますが、最初はもう表情が硬かった(笑)。でも、本間さんはとても努力家で、柔軟性もある。いまは、現業を知るところや課題の抽出からすすめて、データの準備から研究への着手まで、データサイエンスに必要な一つひとつの要素を学ばれているところです。ゆくゆくは、データサイエンスの活用者として成長しニトリに持ち帰って活躍するだけでなく、データサイエンスを活用した新規事業の立ち上げとか、新しい風を吹かせてほしいですね!」
本間さん「毎日打ち合わせがあるんですけど、毎回ドキドキしています(笑)。まだまだ未熟だなって痛感する時間ですね……。先生方のサポートを受けてようやく前に進めている感覚です。早く一人前になって、成果を出したいです!」

その表情からは、穏やかながらも、内に秘める闘志が湧き出ていました。

まだ始まったばかりのニトリみらいデザイン講座。

本間さんの具体的な研究内容や、産学連携だからこそ成し得る研究成果、本間さんの一日についてなどなど、これからも定期的にレポートしていきます!

※本記事は『ニトリン』に掲載された記事の転載です。
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著者プロフィール

ニトリン編集部

『ニトリン』は、ニトリという会社、そしてそこで働く従業員の想いを多くの方に届けるために作られた情報発信メディアです。
ニトリでは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマンを原点とし、ビジョンの実現を目指しています。そのために、全社で前例のないことや、高い壁にも果敢に挑戦し続けてきました。そして、この挑戦はこれからも続いていきます。
ニトリンを通して、社員の働き方や人事施策から、ニトリが従業員とともに成長を続ける仕組みを紹介します。
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