【アーカイブ】カゴメ 有沢正人氏が企業人事担当者の悩み・質問に熱く回答！「カゴメの人事改革講演会」

経営アカデミー「人事革新コース」（https://www.k-academy.jp/hrm2024/）では、「人事革新事例」として実際に企業革新に取り組まれた方にお話を伺い、直接質問やディスカッションが行える講義を設けています。

セミナー会場には経営アカデミー参加者が受講しており、通常の講義と同様、自社の課題と照らし合わせた質疑応答や意見交換の時間をたっぷり設けております。

今回、経営アカデミー講義の1コマを、経営アカデミー受講者以外の方もオンラインで参加いただける人事革新事例セミナーとして開催いたしました。

■内容■
　・経営アカデミー概要
　・石山先生よりイントロダクション：カゴメの人事改革から考える
　・有沢様ご講演
　　「人的資本経営」を目指し毎年進化するカゴメの人事制度
　・有沢様、石山先生　対談
　・質疑応答
　・経営アカデミーからのお知らせ

※セミナー会場から配信を行ったものをアーカイブ配信いたします。（会場参加者とオンライン参加者のいるハイブリッド型セミナーです。）

※参考書籍「カゴメの人事改革」（中央経済グループパブリッシング）

※ご参考：
　経営アカデミー（2024年度）　https://www.k-academy.jp/program2024/
　人事革新コース　https://www.k-academy.jp/hrm2024/

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  有沢 正人氏

  カゴメ株式会社 常務執行役員、カゴメアクシス株式会社　代表取締役社長

  慶應義塾大学商学部卒業後、1984年に協和銀行（現りそな銀行）に入行。銀行派遣にて米国でMBAを取得後、主に人事、経営企画に携わる。2004年に日系精密機器メーカーであるHOYA株式会社に入社。人事担当ディレクターとして全世界のグループ人事を統括、全世界共通の職務等級制度や評価制度の導入を行う。2008年に外資系保険会社であるAIU保険会社に人事担当執行役員として入社。ニューヨーク本社とともに、日本独自のジョブグレーディング制度や評価制度を構築する。2012年1月、カゴメ株式会社に特別顧問として入社。カゴメの人事面におけるグローバル化の統括責任者となり、全世界共通の人事制度の構築を行っている。2012年10月執行役員人事部長、2017年10月執行役員CHO就任。2018年4月常務執行役員CHO（最高人事責任者）に就任。2023年10月にカゴメアクシス株式会社代表取締役社長 兼 経営管理部長に就任。

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  石山 恒貴氏

  法政大学大学院 政策創造研究科 教授

  一橋大学社会学部卒業。産業能率大学大学院経営情報学研究科修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了。博士（政策学）。NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。
  
  1995年度経営アカデミー人事労務コース修了。
  現在、経営アカデミー「組織変革とリーダーシップコース」「人事革新コース」にて講師を務める。
  
  著書に、『日本企業のタレントマネジメント』（中央経済社）、『時間と場所を選ばないパラレルキャリアを始めよう！』（ダイヤモンド社）、『越境学習入門』（共著、日本能率協会マネジメントセンター）など。

• 陸運業

  事前に書籍やYouTubeの動画などを見たうえで受講しました。
  カゴメ社内においてどのように人事戦略がどのように進化し、現在に至っているのかがポイントが絞られて非常にわかりやすいお話でした。
  特に「企業風土を変えるには、何が最も重要か？」というお話の中で人事制度は「経営のメッセージであり、企業風土をつくるためのツール」という言葉が非常に心に残りました。

• 銀行業

  有沢さんのお話は何度かお聞きしたことがあるが、内容がアップデートされており、CHOとして強いポリシーをもってカゴメを変えようという思いを貫き通していることに改めて強い感銘を受けた。
  手段としての人事制度や運営に関しては様々なやり方があるのだろうが、一貫しているポリシーや実現したいことにめがけて進めている点にブレの無さを感じた。

• 非鉄金属業

  全て興味のある内容で、実体験に基づいたお話が大変参考になり、大変満足しています。あっという間の3時間でした。
  改革は3年で実施しないと従業員が飽きる、改革のためには社長・上司を味方につける、会社が変わる瞬間をメイクするのも人事の仕事、タレントマネジメントの責任は重く覚悟が必要、役員教育は知らないことを知ることが重要で上に行くほど過酷な教育、サクセッションは半分は他部門から、など、通常の講義では聞けないような生の声が聞けたことが良かったです。

• 銀行業

  講演と質疑応答で3時間ありましたが、お話に引き込まれあっという間に終わってしまった感じでした。石山先生との対談では、有沢氏のコメントの深掘りを行っていただいたことが大変良かったです。対談や質疑応答の時間も十分にとっていただいたので、理解が進みました。