現場と理想とがかけ離れていることに衝撃を受けるリアリティショック

新入社員が2年目社員になるまでの期間に起こると言われているのが、いわゆるリアリティショックです。リアリティショックとは、現場と理想とがかけ離れていることに衝撃を受けることであり、新入社員と2年目社員の回答が激変するのも、リアリティを経験するからだと考えることができます。

悩みや不安がある場合に、誰に相談するかについて日本マンパワーが実施した調査(20-29歳)によれば、「誰にも相談しない」人は15.0%で少数派です。多くの人は誰かに相談します。相談相手は社内と社外に分かれ、社外では「友人」の33.9%と、「家族」の26.8%が中心です。

社内でもっとも多いのは「同僚」37.0%と「身近な先輩」24.4%です。「上司」は11.0%に過ぎず、「人事」は2.4%にとどまっています。

仕事への不安やリアリティショックというテーマから考えると、多くの新入社員は社内の方に相談すると思いますが、その場合、同僚や身近な先輩のかかわり方が重要になる、ということだと思います。「同僚」は恐らく同期が中心になるでしょうし、「身近な先輩」はOJT担当者やメンターということになるでしょう。

「地に足が着いた」キャリアビジョンを再設定させる

配属後もイキイキと働く新入社員の育成を考える
最後にリアリティショックを乗り越えるための解決策を提案したいと思います。まず「キャリアビジョンを再設定する場」を設けることを提案します。配属先で働き始めた後、フォロー研修などにより、あらためて自己分析と環境分析を行って、「地に足が着いた」キャリアビジョンを再設定することで、仕事への前向きな姿勢が生まれます。

もうひとつ、「新入社員への個別支援の充実化も提案したいと思います。新入社員の心の中で起こっている変化に対応するため、職場での指導育成体制を強化する必要があるでしょう。OJT担当者をトレーニングして教育スキルを向上させることもいいかもしれません。
職場では直接関係のない人がメンターになったりキャリア相談に乗ってくれたりする仕組みも重要でしょう。こうした直接のラインとは別の窓口も、新入社員は相談しやすいはずです。

導入施策と効果事例については日本マンパワーが豊富なキャリア支援プログラムを持っています。ご不明な点があれば、ぜひお問い合わせください。

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