令和時代、部下にしたい有名人NO.1は大谷翔平。上司が求める「理想の部下」とは?

株式会社 経営者JPは2019年8月、「理想の部下に関する意識調査」の結果を発表した。調査対象は、管理職以上のエグゼクティブの男女約7,000名(有効回答数100名)。働きやすい部下のタイプや理想の部下像など、上司の本音が明らかになった。

上司の7割が選んだ理想の部下は「仕事重視タイプ」

働きやすい部下のタイプについて尋ねたところ、1位が「仕事重視タイプ」(70%)、2位が「人間関係重視タイプ」(22%)、3位が「自己重要感重視タイプ」(7%)となった。
また、部下に求めるスキルに関する質問では、1位に「成長意欲がある」(48%)、2位に「コミュニケーション力がある」(44%)、3位に「責任感がある」(43%)という結果が並んだ。
人間関係やコミュニケーション力は重要であるものの、やはり一番は仕事での結果。働く価値観が多様化しつつも労働力不足が蔓延化している令和時代において、「単に仲の良い人間関係を築くこと」よりも「仕事に対して明確な目的や目標を持ち、結果を出すこと」が求められていると言えるだろう。

大谷翔平選手が部下にしたい有名人No.1

理想の部下像を「芸能人、有名人に例えると誰か」という質問では、プロ野球の大谷翔平選手が最も多く支持された。続いて多かったのが女優の土屋太鳳さん。それ以外にはV6の井ノ原快彦さん、女優の吉高由里子さん、プロゴルファーの石川遼選手、俳優の大泉洋さん、モデルの中村アンさんなどが挙がった。

大谷翔平選手を選んだ理由には「結果で示すプロフェッショナル」「誠実で常に向上心を持ち努力している」「自ら設定した課題に対して、計画的に解決していく姿勢」といった声があり、やはりここでも「仕事重視タイプ」の素質を推す傾向が見られた。

上司が困るのは部下の「指示待ち」「文句が多い」「報告が遅い」ところ

理想とは逆に、「一緒に働いて困った部下だと感じたエピソード」についても尋ねたところ、「指示待ちの姿勢を指摘する声や文句が多い」「報告のスピードが遅い」などのエピソードが寄せられた。

<困った部下のエピソード例(抜粋)>
●言われたことを最小限にやるのが仕事だと思っている守備型の部下や、朝改暮令をすると怒り、“指示がぶれやすい”と文句を言う部下。
●自己中心的な価値観で、報告もなく独善的に物事を進めて行く。
●報告が遅い。部下が決められるレベルではないのに報告なく進めて、あとで取り返しがつかない事態になった。
理想と現実のギャップを埋めるために部下のマネジメントをする際に気を付けていることとして、「方向性の提示」(65%)、「人材育成」(59%)、「コミュニケーション」(53%)が挙げられたが、まだまだ課題を感じている上司も多いようだ。上司からの働きかけや部下の意識改善によって、双方が働きやすくなることを期待したい。

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HRプロ編集部

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