2020年卒の学生が選ぶ就職人気企業ランキング、総合部門は食品・飲料メーカーに注目が集まる

就活生の企業選びには、ワークライフバランスやキャリアデザインなど、複数の志望理由がある。では、現在人気の高い企業はどこだろうか。楽天は2018年10月6日〜2019年3月20日、同社が運営するクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」において、2020年3月に卒業予定の学生を対象に調査を実施。学生が「仕事内容」「会社」「雇用」「社会的責任」「採用活動」の5つの観点で回答したものを独自の算出方法で集計し、「新卒就職人気企業ランキング」として発表した(有効回答人数:4,404人)。このページでは、総合ランキングのほか、「スキルが身につきそうな企業」をまとめたランキングの結果もあわせてお伝えする。

■新卒就職人気企業ランキング(総合トップ20)

今年の総合ランキングは、味の素が首位に輝いた。同社が1位を獲得したのは、2011年に本ランキングが開始して以来初めてとなる。なお、上記リストには表示されていないが、トップ100には食品・飲料メーカーが19社ランクインしており、全体の約5分の1を占めているのも特徴だ。味の素を筆頭に、業界全体が高い人気を集めていることが分かる。

同業界を選んだ学生の志望理由は、「福利厚生がしっかりしている」など、働く環境に関する回答が多かった。安定志向の学生に支持されたことが、この結果につながったのだろう。

■スキルが身につきそうな企業ランキングトップ10

「スキルが身にきそう」という観点のランキングでは、野村総合研究所、アビームコンサルティング、アクセンチュアといったコンサルティング企業が入った。また、日本アイ・ビー・エム、SCSK、NTTデータのIT企業3社も名を連ねている。このことから、自分の能力を伸ばす鍵は「コンサルティング能力」や「IT関連技術」にあると考える学生が多いようだ。

総合ランキングが安定志向の学生の志望傾向を示しているならば、本ランキングはキャリア志向の学生の意図が反映されていると言えそうだ。表の右にある総合順位を見ると70位以下の企業も多く、志望動機によって人気の企業が大きく変わることが裏付けられている。

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HRプロ編集部

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