大阪市が実施する「短期派遣チャレンジプログラム」にシェアウィズが参画、ベンチャー企業の実務を通して大企業の人材を育成

大阪市による人材育成や流動化促進に向けた支援事業「V:DRIVE(ベンチャー・ドライブ)」に、株式会社シェアウィズが参画することを発表した。大手企業に在籍している人材を期間限定で受け入れ、実務経験を通して、イノベーション創出を牽引する人材の育成に取り組むと言う。これにより、企業規模や業界の異なる多様な視点からノウハウを取り入れ、事業の成長加速を目指すとしている。

人材の育成と企業間の人材流動化を促進する大阪市の「V:DRIVE」

少子高齢化や人口減少が社会的問題となっている中、中小企業における人材不足は深刻化を増していると言えるだろう。この状況を打破するため、大阪市は、企業間における人材の流動化を促進するためのプログラムである「V:DRIVE」を実施している。研修を目的とした期間限定派遣や、多様な働き方の普及と定着を目指すプログラムを通して、中小・ベンチャー企業の成長を加速させる狙いがあり、さらなる大阪の産業発展と強化につなげるということだ。

今回「V:DRIVE」は、次世代リーダーとしての活躍が期待されている大企業に在籍する人材を対象とした「短期派遣チャレンジプログラム」をスタート。トライアル的にベンチャー企業で働く機会を提供するもので、派遣期間は2019年10月〜3月末の6ヵ月間。派遣元と派遣先企業のマッチングや、経験する業務内容の調整、集合型研修や定期的なメンタリング等、社外派遣にチャレンジする際の総合的なサポートを一貫して行い、大企業の人材の育成や効果的な人材育成の仕組みづくりに向けて、新たな一歩を踏み出す後押しをすると言う。

今回、同プログラムに参画したのが、オンライン学習プラットフォーム「ShareWis」を運営する株式会社シェアウィズだ。中西金属工業株式会社等の大企業から派遣された人材を受け入れ、短期のインターンプログラムを開始。派遣された人材は、大企業では経験できない業務を通じて、イノベーションに必要なマインドやスキルを学ぶことになる。

人手不足の深刻化を背景に、成長途上段階にあるベンチャー企業にとって人的資源の確保は急務となっている一方、多くの大企業ではイノベーションの創出に課題を感じている。企業規模や業種の垣根を超えた取り組みによって、大企業とベンチャー企業、双方の課題解決につながることが期待される。

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HRプロ編集部

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