修羅場を経験すると、なぜ人が育つのか

「日本企業40代ミドルマネージャー変革のための『3つの修羅場リーダーシップ経験』」
人が実力を発揮するための要素は、「その気になる」ことと、「デキる人材の要件を知る」こと、そのかけ算であり、さらに、成長スピードを加速するためには、こういう人になりたいという理想像をイメージしてなりきることが大いに役立つ。その気になり、どういう方向性に行けばいいのかを理解し、演じてみながら人の経験を自分の経験にしていく、このコンビネーションが大事だが、なかでも、その気にさせることが重要で、修羅場というものを体験していくと「なんとかしないといけない」という気持ちが芽生える。

ご存じのように、修羅場のなかでは自分の経験や知識ややる気を全部突っ込み、必死でやるのだが簡単にはいかない。頭ではわかっていたができなかった、こんなふうにしたいのにできなかったという飢餓感や屈辱感がバネになり、なんとか成長したいという思いがわき上がる。そして、修羅場の経験を繰り返すうちに自分の器が無理矢理拡げられ、ちょっとやそっとのことでは動じないような人が生まれる。人が育つためには、そういう経験ができる環境を作ることだ。

バーチャルに修羅場を経験する体験型ケーススタディ

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