なぜ、中小企業は若手採用に苦戦するのか
掲載日:2025/07/24 ※最終更新日:2025/10/16
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若手採用に向け、様々な手法を試しているものの、思うような成果が上がらないワケ…。それは、「なぜ、採用活動がうまくいっていないのか(=失敗原因)」「どうすれば、若手を採用できるのか(=課題解決に向けた打ち手)」を特定できていないためです。
本コラムでは、中小企業が陥りがちな若手採用における典型的な間違いと今後の採用課題について、3つの失敗事例をもとに解説いたします。
失敗事例①:とりあえず始めて失敗に終わる採用活動
中小企業A社では、若手人材の募集にハローワークやリクナビNEXT、マイナビ転職といった採用媒体での求人だけでなく、人材紹介会社やヘッドハンティング会社を活用するなど、毎年さまざまな採用方法を新たに試していました。
しかし残念ながら、採用活動にかかる時間・コストが年々増えるだけで、しばらく若手人材を採用できていませんでした。A社が採用活動に失敗している原因は、場当たり的な活動に終始していたことにあります。
具体的には、「求める人材像(採用ターゲット)を定めていない」こと、そして「いつ・誰が・何を・どのように採用活動を展開するのか?といった採用戦略が曖昧であった」ことです。
多くの中小企業では、従前からの採用活動のやり方にならって、“とりあえず”採用活動を始めて、“なんとなく”求職者からの応募を待つといった、無計画な採用活動を繰り返しています。どのような人材を採用したいのか?(=求める人材像)を定めない、場当たり的な採用活動では、かける資源と時間が分散してしまうため、もともと採用活動に制約のある中小企業の成功率をさらに下げてしまうのです。
このような間違いに陥っている中小企業は、求める人材の獲得に向けた採用戦略の策定が採用課題と言えます。具体的には、①求める人材および採用目標人数の設定、②現状の採用活動における問題点(=失敗原因)の洗い出し、③採用力強化に向けた重点課題の設定、④採用活動スケジュールおよび採用KPIの設定、を通じて自社の採用勝ちパターンの確立が必要です。
会社情報
| 社名 | 株式会社新経営サービス 人事戦略研究所 |
|---|---|
| 住所 | 〒600-8102京都市下京区河原町五条西入本覚寺前町830 京都EHビル6F |
| 代表者 | 山口 俊一 |
| 資本金 | 9600万円 |
| 売上高 | (2022年度)約5億6千万円 |
| 従業員数 | 80名 [グループ計] |