第3章では、ミスマッチ採用を防ぐための採用選考について述べましたが、第4章では採用選考のベースとなる「性格」「価値観」を捉えるための適性検査手法について述べたいと思います。

第4章 「性格」「価値観」を捉える手法について

「性格」「価値観」を捉える手法としては、適性検査が一般的ですが、どんなポイントで適性検査を選べばよいのでしょうか。

1. 測定対象が明確な適性検査を選ぶ
適性検査によって、測定対象が異なっています。適性検査によっては、測定したい「性格」「価値観」の項目がわかりにくいものもあり注意が必要です。フィードバックされる検査結果をよく確認し、自社のイメージに適合した検査を選ぶことが重要です。

2. 実施に伴う負担を検討する
適性検査を行う上で、受験者・採用担当者にかかる負担を検討することも重要です。検討する項目としては、「所要時間」・「受験方法(Web・紙等)」・「コスト」などがありますが、特に重要なのが、「所要時間」「受験方法」です。「所要時間」「受験方法」については、「時間がかかり過ぎる」「ユーザーインターフェイスが使いにくい」といった適性検査だと、応募者満足度に影響します。
また、採点については、手作業で集計するものや、回答用紙を郵送し、結果も郵送で受取るものなどがあり、結果を得るまでの作業工数やタイムラグが発生すると、効率よく採用を行えないことになります。
弊社の適性検査「PETⅡ」は、多面的視点(組織管理者としての価値観・適性、ストレス耐性、組織文化適合度)からの受験者診断結果の提供、誰でもわかりやすいフィードバック、およびオペレーションの効率化を目的に開発されております。
第5回 「変革期の新卒採用対策」~「選んでもらえる企業」になるために~第4章

<機能1:診断機能(見つかる)>

PETⅡは、受験結果に基づいて以下の視点から判定を行います。

 ・組織管理者適性診断:「人材タイプ(15類型)」
 ・メンタル診断:「ストレス耐性(5段階)」「対人トラブルリスク(4段階)」
 ・組織文化適合度診断:「家族型・統制型・起業型・競争型(4類型)」
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<機能2:フィードバック(わかりやすい)>

「PETⅡ」は、採用選考の場面では人事以外を含めた面接実施者への選考資料、および応募者本人への提供資料として、わかりやすさを重視してフィードバックシートを設計しています。
第5回 「変革期の新卒採用対策」~「選んでもらえる企業」になるために~第4章
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第5回 「変革期の新卒採用対策」~「選んでもらえる企業」になるために~第4章

<機能3:業務の効率化(早い)>

「PETⅡ」は、受験者のWEB上での回答に基づき、診断結果を同じくWEB上で
利用企業にフィードバックします。受験時間は10~15分、診断結果は受験直後から
確認可能となっており、短時間での診断実施が可能です。また採用選考の場面では、応募者の受験結果から採用優先度をフィードバックするため、優秀な人材へより早くアプローチを行うことが可能になります。

<その他の機能>

上記の3機能に合わせ、以下の機能も利用可能です。
 ・様々な受験形態への対応(スマホ、携帯、用紙)
 ・受験結果検索・ダウンロード機能
 ・面談等に活用可能なオンラインマニュアル

ご利用をお勧めする企業
「PETⅡ」は、現在採用選考時に面接のみを行っている、適性診断を利用しているが、効果が感じられない企業の方にご利用をお勧めいたします。
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応募者満足度の向上と、採用業務の効率化をお考えの方は是非ご検討ください。
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