2023年3月期決算以降、上場企業に対して、情報開示が義務化されたことで注目されている「人的資本経営」。
本書は「人的資本経営の全体像」と「自社への適用の仕方」を誰もが平易に理解できるように【50の問い+フレーム+具体的な事例】で解説されている。

【こんな人におすすめ】
経営者、人事部門担当者、現場マネージャー
「人的資本経営」について、最速で思考整理したい人

書籍名:図解 人的資本経営 50の問いに答えるだけで「理想の組織」が実現できる
著者:岡田 幸士
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(Discover 21)
書籍発売日:2024年1月26日
『図解 人的資本経営』―50の問いに答えるだけで「理想の組織」が実現できる 岡田 幸士(著)(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

▼内容紹介

7つの領域の【問い】を通じて、あなたの会社の「理想の組織」が見えてくる!
1.ありたい人と組織の姿はどのようなものか?
2.どのように人を調達するか?
3.どのように人を育成するか?
4.どのように人の活躍を促すか?
5.どのように人の維持を行うか?
6.どのように人が抱えるリスクを低減するか?
7.これら1~6を実行する人事体制をどのように整備するか?

【プロローグより一部抜粋】
人的資本経営でやるべきことを一言で表すならば、「人と組織を健全(健康)な状態にして、企業の目的実現に最大限貢献してもらうこと」です。このように考えてみると、決して目新しいことを求められているわけではないのです。

さらに人的資本経営において「やるべきこと」を突き詰めると、次の2点に集約されます。
●自社としての、人と組織としてありたい姿(健全な状態)を決める
(ダイエットでいえば、「体重を×kg にすると決める」)
●ありたい姿を実現するために、自社に適した取り組みを決める
(ダイエットでいえば、「糖質を×g 以内にする」「毎⽇×km 歩く」)

(中略)

「何だか抽象的でよく分からない」「大変そう」などと思われた方も、心配ありません。本書では、最速で思考整理ができる方法を用意しています。
(版元ホームページより/HRプロ編)

▼目次

プロローグ
第1章 人的資本経営の「なぜ?」と「なに?」
第2章 あらゆる人を惹きつける「人・組織のビジョン」と「人事戦略」を作成しよう
[領域1]ありたい人と組織の姿はどのようなものか?
[領域2]どのように人を調達するか?
[領域3]どのように人を育成するか?
[領域4]どのように人の活躍を促すか?
[領域5]どのように人の維持を行うか?
[領域6]どのように人が抱えるリスクを低減するか?
[領域7]どのように人事体制を整備するか?
第3章 人的資本経営を進化させる「人的資本の開示」をしよう
[領域0]人的資本は、何に、どう貢献しているか?
[領域1]「ありたい人と組織の姿が実現されているか?」指標一覧と分析・対策
[領域2]「適切に人を調達できているか?」指標一覧と分析・対策
[領域3]「適切に人を育成できているか?」指標一覧と分析・対策
[領域4]「適切に人の活躍促進ができているか?」指標一覧と分析・対策
[領域5]「適切に人の維持ができているか?」指標一覧と分析・対策
[領域6]「適切に人が抱えるリスクを低減できているか?」指標一覧と分析・対策
[領域7]「適切に人事体制を整備できているか?」指標一覧と分析・対策
エピローグ 50の問いの先にあるもの

▼著者プロフィール

【岡田 幸士(おかだ こうじ)】
ルヴィアコンサルティング株式会社 共同経営者 神戸大学金井ゼミで組織行動論を学び、日本マクドナルドで人事を経験。16万人の社員・アルバイトの人材マネジメントに携わる。その後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社の組織・人事コンサルティング部門に移り、2年で全社トップ3%の評価を受ける。2020年に独立して現職。
これまで大企業から、地場の企業様、IPO前後のベンチャー、企業再生・民事再生中など、様々な企業様のご支援をしており、クライアント企業様の売上規模累計は60兆円を超える。著書に『最強組織をつくる人事変革の教科書』(共著)がある。
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