企業の人材不足が深刻さを増していく中、採用活動は激化の一途をたどっている。中でも新卒採用については、スケジュール早期化や採用手法の多様化が進んでいるのが現状だ。特にインターンシップはその重要性が増しており、学生が企業や産業についての実践的な知見を深める機会として、また学生の志望度を上げていく接点として活用されている。
そうした企業におけるインターンシップの取り組みについて、新卒就職活動生をサポートするWEBサイト「就活会議」を運営する株式会社リブセンスは、学生から寄せられたインターンシップの参加体験記をもとに「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」を開催した。
学生が選ぶ「行ってよかったインターンシップ」。リブセンスがINTERNSHIP AWARD 2018を開催

計6部門、のべ30社が受賞。インターンシップの取り組み事例を広める

これまで企業が他社のインターンシップがどのように行われているのか、学生満足度を向上させるためにどんな工夫をしているのか、事例に接する機会がなかったことに課題を感じた同社が企画。2017年6月~9月に開催された、2019年卒業予定の学生向けインターンシップを対象に、就活会議に集まった学生側からの投稿を独自に集計している点がユニークだ。

アワードの内容は学生がインターンシップに参加する際に特に重視する「総合評価」「業界理解」「メンターのコミット」「自己成長」「テーマの面白さ」「内定直結度」の6項目において評点を集計し、上位5企業を選出した。
受賞企業は以下の通り。

●総合評価が高かった部門
総合的に満足度が高く学びも多く、その後の就職活動に良い影響があったと評価された企業
1位 株式会社野村総合研究所
2位 Fringe81株式会社
3位 株式会社ワークスアプリケーションズ
4位 株式会社ネットプロテクションズ
5位 日産自動車株式会社

●業界理解が深まった部門
実施企業のみならず、その業界全体の理解も深まったと評価された企業
1位 株式会社村田製作所
2位 第一生命保険株式会社
3位 株式会社ベクトル
4位 株式会社三菱総合研究所
5位 株式会社野村総合研究所

●メンターのコミット部門
「社員が全力で取り組んでくれた」「積極的に話してくれた」等メンターの評価が高かった企業
1位 株式会社ネットプロテクションズ
2位 Fringe81株式会社
3位 株式会社NTTドコモ
4位 株式会社LITALICO
5位 株式会社サイバーエージェント

●自己成長につながった部門
難易度の高い課題が与えられ、全力で取組むことにより大きく成長できたと評価された企業
1位 Fringe81株式会社
2位 株式会社ネットプロテクションズ
3位 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
4位 株式会社ワークスアプリケーションズ
5位 株式会社サイバーエージェント

●テーマが興味深かった部門
実践的・刺激的・独創的などテーマそのものが興味深く、様々な気付きを得たと評価された企業
1位 株式会社フロムスクラッチ
2位 パナソニック株式会社
3位 株式会社ネットプロテクションズ
4位 株式会社野村総合研究所
5位 株式会社ベクトル

●選考が有利に働いた部門
インターンシップに全力で取組み結果を残すことで、本選考も有利に進められると評価された企業
1位 Fringe81株式会社
2位 株式会社ワークスアプリケーションズ
3位 プライスウォーターハウスクーパース・ストラテジー株式会社
4位 株式会社シグマクシス
5位 ソフトバンク株式会社

学生が本当に行ってよかった INTERNSHIP AWARD 2018 オフィシャルHP
https://award.syukatsu-kaigi.jp/

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