■講義概要■
計数感覚とは、企業活動(経営)と会社数字(会計)の関係を理解できる経営能力です。計数感覚は、営業、開発、製造、人事、経営幹部などすべてのビジネスパーソンにとって必要な能力です。
今回は、人事に焦点を当て「人事に役立つ計数感覚」を紹介します。(会計に自信がない方も心配せず参加してください)
働き方改革が、コロナ禍で進展・変化しています。どんな仕組みや制度でも、「会社が人件費をどのくらい負担できるのか」というテーマの重要性は変わりません。この点を中心に講座の内容を組み立てました。
■セミナーのポイント(以下の疑問に、気付きやヒントを提供します)■
[1] 利益が増えないと、人件費を増やせないのか?
[2] 会社は収益力のアップを目指しますが「収益力のアップ」とはどういう意味かわかりますか?
収益力(売上高、利益、売上利益率など・・)をどう捉えるかで、現場の対応策は変わります。
[3] 人件費の負担に関連して、使われる指標が労働分配率(=人件費÷粗利益)です。
粗利益をどのように捉えるかで、労働分配率の値は変わります。
粗利益の意味をシッカリ理解できていますか?
[4] 労働分配率は、今後「アップした方がいいのか、ダウンした方がいいのか」が議論になります。
あなたはどのように考えますか?
[5] 採用人数は、何人まで可能か? どう計算し、どう捉えるのでしょうか?
[6] 生産性の向上は、何を高めることだろうか?
[1]~[6]に関連する事例をみなさんと考えながら、会社数字の本質を理解いただき、
人事に関する課題の解決方法に関し、会社数字を使って語れることを目指しましょう。
■プログラム■
[1] 経営のことを数字で考えられる能力=計数感覚とは?
①計数感覚が、簿記会計の勉強では身につかない理由
②計数感覚で考える事例を紹介(人件費を予想する)
③会社数字を理解するのに必要な3つのキーワードとは?
[2] 利益を重視する問題点を理解しよう
①短期的視点と長期的視点で重視するキーワードとは?
②突然、大きな損失が出る原因は、【 】にある
[3] 人件費を分析する前提となる会社数字の基本を理解しよう
①人件費アップの前提は、売上や利益ではなく【 】のアップだ!
②人件費を分析するための損益計算書とはどういうものか?
[4] 人件費計画をシミュレーションする基本の考え方とは?
①労働分配率は、大きい方がいい?小さい方がいい?
②新人の採用人数をどう決めるか?
③適正な件費と売上高との関係とは?
④エンゲージメント経営の必要性
[5] 生産性の向上とは、何を高めることか?
■お支払い■
請求書を発行します。(税込:33,000円)
※ 請求書は講義終了後に、PDF版をメール添付・原本を郵送いたします。
※ お支払いは「開催月末締め、翌月末払い」となります。
■キャンセル料金■
開催8日前までのキャンセル:無料
開催7日前から2日前までのキャンセル:半額
前日および当日のキャンセル:全額
■その他■
最低催行人数:4名
※本講座はグループワークを行うため、音声と映像をONの状態でご参加ください※
※申込者と受講者が異なる場合は、お申し込み後に自動送信される受付メールに返信する形でご連絡ください。※
■問い合わせ■
HRプロ運営事務局
TEL.070-7549-8435 mail. proschool@profuture.co.jp