株式会社バリューファーストは2026年6月15日、「職場でのハラスメント」に関するアンケートの結果を発表した。調査期間は2026年1月9日~23日で、20代以上の男女400人から回答を得ている。調査結果から、職場でハラスメントを受けた経験がある人の割合や、最も多いハラスメントの種類、および最も多い行為者などが明らかになった。
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約8割が職場でハラスメントを経験。50代が最も高い割合に
職場におけるハラスメント対策は、多くの企業にとって重要な人的資本施策の一つとなっている。法令整備や社内研修が進む一方で、現場では依然としてさまざまなハラスメントが発生している実態も指摘される。従業員が安心して働ける職場環境を実現するためには、企業はどのような課題に向き合う必要があるのだろうか。まず、「職場でハラスメントを受けたことがありますか」と質問したところ、「ある」と回答した人は78.5%に達し、約8割が何らかのハラスメントを経験していることが分かった。
年代別では50代が85.96%で最も高く、性別では女性79.49%、男性76.36%と、いずれも高い割合となっている。職場でのハラスメントが、一部の業種や属性に限らない広範な課題であることがうかがえる結果となった。

受けたハラスメントは「パワハラ」が最多。セクハラやカスハラも
職場で受けたことのあるハラスメントの種類(複数回答)では、「パワーハラスメント」が253件で最多となった。以下、「セクシュアルハラスメント」が74件、「カスタマーハラスメント」が53件で続いた。従来から問題視されているハラスメントに加え、近年社会的な関心が高まるカスハラも一定数確認される結果となっている。

行為者は「上司」が半数超。職務上の優位性が背景に
「職場で受けたハラスメントの行為者」について尋ねたところ、「上司」が52.5%で最も多かった。調査では、職務上の立場や優位性を背景としてハラスメントが発生している実態がうかがえる一方、「部下」からのハラスメントも一定数確認されており、組織内のさまざまな人間関係においてハラスメントが生じ得ることが示されている。

「ハラスメントを恐れて指導を避けるべきではない」が最多
「ハラスメントを意識するあまり指導できない『物言わぬ上司』についてどう考えるか」を尋ねたところ、「指導は上司の責務のため、避けるべきではない」が最も多い回答となった。一方で、回答者からは、指導そのものを否定するのではなく、伝え方や信頼関係を重視する意見も多く寄せられたという。ハラスメント防止と適切なマネジメントの両立には、必要な指導を行いながらも、相手の尊厳に配慮したコミュニケーションが求められることが示唆される結果となった。

企業においては、ハラスメント防止のためのルール整備や研修に加え、管理職が適切なコミュニケーションやフィードバックを実践できる環境づくりが重要になるだろう。また、相談体制の充実や組織風土の改善を通じて、安心して働ける職場づくりを継続的に進めていくことが求められそうだ。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000065426.html
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