5割以上がオンライン商談時に自分の「表情」に自信が持てないと回答、改善を希望する声は8割以上に

株式会社KTYは、「オンライン商談時の表情」に関する調査結果を2020年8月7日に発表。調査期間は2020年8月5日。オンライン商談経験がある会社員111名より回答を得た。これにより、オンライン商談時の表情に対する意識や改善したいことなどが明らかとなった。

半数以上が表情に「自信を持てていない」と回答

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、オンラインで商談をする企業が増加している。そこで、「オンラインでの商談に際し、自分の表情に自信が持てるか」と尋ねた。その結果、「全く自信を持てていない」との回答が9.9%、「あまり自信を持てていない」との回答が41.4%と、半数以上が「表情に自信がない」と感じていることが明らかとなった。
5割以上がオンライン商談時に自分の「表情」に自信が持てないと回答、改善を希望する声は8割以上に

表情に自信がない理由は「カメラの角度がわからない」や「間の作り方がわからない」

前出した質問に対し「全く自信を持てていない」または、「あまり自信を持てていない」と回答した人に、その理由を尋ねた。すると、「自分の表情がどのように伝わっているか掴めないから」と、「カメラに向かって表情の表現をする方法が分からないから」が共に47.4%、「カメラに向かって表情を表現するのに抵抗があるから」との回答は38.6%となった。

また、自信を持てない理由を自由回答で聞くと、「カメラの角度がわからない」や「カメラうつり(が悪い)」、「間の作り方がわからない」、「相手からの印象が気になる」などの声が挙がった。
5割以上がオンライン商談時に自分の「表情」に自信が持てないと回答、改善を希望する声は8割以上に

オンライン商談成功のために8割以上が「表情」の改善を希望

続いて、「オンライン商談を成功させるため、オンライン上での表情をどのように改善したいか」を尋ねた。すると、「豊かにしたい」の回答が50.5%で最多に。次いで「明るくしたい」が43.2%、「元気を与えられるようにしたい」が33.3%となった。
5割以上がオンライン商談時に自分の「表情」に自信が持てないと回答、改善を希望する声は8割以上に
テレワークが普及し、Withコロナの時代はオンラインでの商談がさらに増していく。オンライン商談には、「相手にどのように受け取られているか」がわかりづらく、対面での商談とは異なる難しさがある。プレゼンテーションやコミュニケーションの土台として、どのように「表情」を豊かにしていくかが一つの鍵となる。例えば、ライトを利用してワントーン明るくする、口角をあげるなど、今後、オンライン商談の場では、相手への印象を良くするためのひと工夫が求められるだろう。