「令和5年度障害者雇用実態調査結果」を厚生省が公表。障がい者雇用は着実に進展、前回比で25万6,000人増加
2024/04/10
厚生労働省は2024年3月27日、2023年(令和5年)6月に実施した「令和5年度障害者雇用実態調査」の結果を公表した。本調査は、民営事業所における障がい者雇用の実態を把握し、今後の障がい者雇用に関する施策検討・立案に役立てることを目的として、5年ごとに実施している。なお、常用労働者5人以上を雇用する民営事業所から無作為に抽出した約9,400事業所のうち、6,406事業所から回答を得た。本記事では、調査名を除き「障がい」と表記している。
- 厚労省は、民営事業所における障がい者雇用の実態を把握し、今後の障がい者雇用の施策検討・立案に役立てることを目的に、「令和5年度障害者雇用実態調査」の結果を取りまとめた。前回調査(2018年)と比較すると、総計で雇用者数が増加し、全体的に障がい者雇用は着実に進展したという。なお、障がい者数は、産業別・事業所規模別の回収結果をもとに復元をした推計値を用いている。