採用側としては非常に厳しい状況のこの時代、何かと面白おかしくもネガティブなことを書きたくなりがちですが、自分が日ごろから大切にしている思いを川柳にしてみました。こんな時代だからこそ、学生にとっても企業にとっても採用は奇跡であり、その一つ一つの出会いを探して旅しているようなもの。そんな仕事にやりがいを感じています!

願望込みで作りました。

面接でアルバイトのことを聞くとバイトリーダーをしていますと話す学生が多く、バイトリーダーってそんなにいるの？！と思うことがあります。面接では役職を見ているわけではないので、組織やチームの中で自分はどのような考えで、どう行動をしたかを聞きたいので、そちらを重視して話してほしいです。

学生に対して最後まで真摯に向き合った結果、信頼は得られましたが結果には繋がらず。「あなたはいい人だけど付き合う対象ではない」と言われた学生時代の告白シーンと重なり、胸が苦しくなります。

今年の就活学生の本音を聞いてみると、【1】家から通える、【2】休みは多くほしい、【3】給料もそれなりに。そんな会社なら、私が行きたいと思います。【1】が【2】【3】を抑えて首位に。

Ｗｅｂ上における会社へのネガティブな書き込み等により、「ブラック企業だ！」という内容がひとたび拡散されてしまうと、人材の採用が極めて困難な状況に陥ります。ＳＮＳなどで応募者の素性を調査する前に、まずは会社が調査されることへの対策が必要です。もちろん、ネガティブな書き込み等の検索順位を下げるというような小手先の対応よりも、実際の職場環境等を改善していくことがより重要であることは言うまでもありません。

超売り手市場では、どれだけ志望度を確認しても、がんばって動機形成を高めても、ことごとく内定辞退で返ってくる。そうした非情な実態を、自分のおなかにまとわりついて容易に落ちない内臓脂肪（志望）のようだと嘆いてみました。

人生１００年時代。６０歳を過ぎて２度目の就活も有りでしょうか。

面接が終わり、甘いものが欲しくなり、近所のタピオカ店の行列に並ぼうとしたところ、最後尾に見覚えのある女子学生が。結果が芳しくなかった先程面接した学生さん。あまりにもバツが悪いので、列に並ばずにそそくさと帰りました。

内定辞退が続き、採用は長期戦。こちらとしても社交辞令と判ってはいても、学生から頻発する「御社が第一志望です！」の言葉に胸が躍り、そして「他社に決めました」との現実を突きつけられ、失意に暮れる日々。学生以上に切羽詰まった人事部の夏の戦いはまだ続く。

社内の上からは採用人数を増やせと言われ、採用市場はどんどん厳しくなり、板ばさみにあい、ストレスが溜まった一年だったと感じました。