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人事を変える集合知コミュニティ HRアゴラ

重本  由宇の記事一覧

  • 「調整給」の解消

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    人事全般2019年05月03日 08:28

    企業の給与規程や支給明細を見ると、よくあるのが「調整給」あるいは「調整手当」(以下、調整給で統一)である。 調整給は、「各種の原因によって生じる労働者の賃金の不均衡を是正」(日本経団連出版「人事・労務用語辞典」)するもので、金額としては、大体数千円からせいぜい数万円程度と比較的少額が多い。 調整給の内容は、大きく次の3つに分かれる。 1.給与制度の改定に伴って発生したもの 新た...

  • 浮いた残業代を賞与に

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    人事全般2019年03月01日 09:40

    時間外労働削減に取り組む際、浮いた残業代をどうするかというのは大きな課題となる。何もしなければ、社員は収入が減ることになるので、削減への意欲がそがれてしまうからだ。 企業としては、社員に何らかのメリットがあることを、できるだけわかりやすい形で示したい。対応としては、基本給や手当の増額、福利厚生の充実、人材開発への投資などがあるが、その1つが賞与原資にするという方法である。 昨年6月に、...

  • 評価コメントの書き方

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    人事全般2019年01月04日 07:52

    新年おめでとうございます。働き方改革が本格始動するなか、素晴らしい1年になりますよう、今年もよろしくお願い申し上げます。 さて、年が明けて人事評価に入る企業も多いと思う。評価シートには、1次・2次評価者それぞれが評価について意見・所感を述べる「評価コメント欄」がある。そして、この評価コメントを苦手とする評価者がたくさんいる。 苦労の挙句、「真面目に業務に取り組み、後輩指導も熱心であった...

  • 育児休業職場復帰者の配置転換

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    労務2018年11月02日 08:05

    育児休業を終了して職場に復帰しようとする際、組織変更で職場がなくなっていたり、既存の人員で業務が回っていたりして、原職場への復帰が困難となる場合がある。このとき、どのような対応をするのがよいかポイントを整理してみたい。 育児介護休業法では、育休終了後における就業が円滑に行われるよう、労働者の配置その他の雇用管理等に関して必要な措置を講ずるよう事業主の努力義務を定めている(22条)。必要な措置...

  • サバティカル休暇の効果

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    人事全般2018年09月07日 08:31

    求人サイトを運営するアトラエという会社では、勤続3年以上の全社員に、3年勤務するごとに連続1ヶ月の長期有給休暇を付与している。年次有給休暇とは別の制度で、取得目的も問わないという。 このように長期勤務者に対して1ヶ月以上もの長期休暇を与える制度は「サバティカル休暇」と呼ばれるもので、欧米企業で導入が増えている。日本では、一般に長期休暇といえば、永年勤続の褒賞として与えられる場合が多く、たとえ...

  • 目標管理の公開

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    人事全般2018年07月06日 13:51

    目標管理を実施する企業は多く、その運用の仕方も様々だ。 運用にあたって、お勧めしたいのが目標の公開である。社員が設定した目標を、社内LAN等を通じて他の社員が見られるようにするのだ。もっとも、そのような企業は少なく、本人と上司だけで共有するケースがほとんどだと思う。 公開のメリットには次のものがある。 ① 目標を共有することで、周囲の理解や協力が得られやすくなる ② 見られても...

  • 裁量労働制を適正に運用するには

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    労務2018年05月04日 09:10

    裁量労働制の拡大を巡って国会が紛糾した。経営側の意向を受けた与党が推進の立場に立つのに対し、残業代なしでの長時間労働を懸念する野党が反対の立場に立つというのが大まかな構図である。 当初、働き方改革法案の中で関心を持たれていたのは高度プロフェッショナル制度(脱時間給制度)の方だったが、厚生労働省のデータ不備などもあって、専ら裁量労働制が注目を集めることとなった。結果としては、法案から削除され、...

  • 自社講師による研修のすすめ

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    人材育成2018年03月02日 08:17

    先般、ある企業から、評価者研修の実施にあたって人事部門の社員が講師を務めるので、その養成をしてほしいとの依頼があった。筆者は普段から、社員(特に若手・中堅)の人材育成には、研修講師をするのが非常に有効と考えていたので、快く引き受けた次第である。 自社で研修を行うメリットとして、まず、一番に考えられるのは、講師体験を通じて本人の能力開発ができることである。多数の人に何かをレクチャーするというの...

  • ベアの方法

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    人事全般2018年01月05日 09:55

    2018年が明けた。今年は働き方改革の法制化がどうなるか、企業の生産性革命は進むのかなど、人事関連からも注目したいテーマが多々ある。 ところで、年明けは春闘開始の時期でもある。実際に労働組合と交渉するかどうかはともかく、ベースアップ(ベア)を考える企業も多いだろう。 ベアとは、賃金表の改定により賃金水準を引き上げることである。ただし、下記に述べるとおり、必ずしも賃金表でなくても、一定要...

  • 長時間労働削減に必要なマネジメント改革

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    労務2017年12月01日 09:11

    長時間労働の削減に向けて、政府では労働時間法制の見直しを進めている。 法的な枠組みを変えるのはもちろん重要だが、各企業において、残業許可制やノー残業デーなどの施策をとることも必要である。ただ、これで十分かといえばそうではない。これらだけでは表層的な対策に留まり、隠れ残業が発生したり、新たな抜け道を見出したりする可能性が高い。また、肝心の業績が低下したりしては元も子もない。もう1つ忘れてはなら...

  • 専門職制度の留意点

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    人事全般2017年11月02日 16:23

    専門職制度とは、高度の専門性や豊富な経験を持つ社員をライン管理職のスタッフとして置き、組織の競争優位性を高めようとするものである。専門職は原則として部下を持たないが、ライン管理職と同等の役割発揮が期待されるため、給与をはじめとする処遇もライン管理職と同等のものとなる。 専門職を置くメリットは主に次の3つである。 ① マネジメント力は不足するが、高度の専門性を有する社員を処遇できる プ...

  • 目標管理でプロセスを評価してはならない

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    人事全般2017年10月06日 08:23

    目標管理を業績評価のツールとして用いる企業は多い。ちなみに公務員の業績評価は、「目標管理によることが適当」との通達が総務省から出ており、事実上、業績評価=目標管理となっている。 この目標管理の達成度を評価する際、達成に至るプロセスも含めて評価するものを見かける。 たとえば、ある季節商品について1,000万円の売上を目標としていたところ、暖冬の影響があって実績は950万円となった。S~D...

  • 年次有給休暇の取り方と会社の対応

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    労務2017年09月01日 08:19

    以前、ある会社員の方から年次有給休暇の件で相談を受けたことがある。家庭の事情で年休を申請したところ、「この忙しいのに無責任だ!」と上司から叱責され、自分の年休の取り方に何か問題があったのかという内容だった。 非は全面的に上司にあるのだが、このような不合理な目に合っている方も多いのではないだろうか。原因は上司の年休に対する理解不足ということに尽きる。今回は年休の取り方や会社側の対応についてポイ...

  • 人事の常識の逆転発想

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    人事全般2017年08月04日 09:10

    あえてジャングルのような見づらい陳列で商品探しを楽しませる雑貨量販店、布団敷きを利用客に任せることでプライベート感を高める旅館など、ヒット商品・サービスが世間の常識とは逆の発想で生まれることをしばしば見聞する。 これを人事制度にも応用してみてはどうだろうか‥‥。 ということで分野ごとにいくつか考えてみた。左が常識、右が逆転の発想である。 <採用> ●優秀な人材を採用する ⇒ 優秀でな...

  • 労働時間適正把握ガイドライン

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    労務2017年07月07日 17:26

    働き方改革は一大ブームの様相を呈しており、その主要策として、長時間労働の是正に取り組む企業も多い。労働時間が長いというだけでブラック認定を受けかねず、優秀な人材確保のためにも、時短はちょうどよい課題なのかもしれない。 ところで、長時間労働の是正のためには、まず、きちんと労働時間を把握しなければならない。 これに関し、今年の1月、労働時間を適正に把握するためのガイドラインが厚生労働省にて...