コラム・対談・講演録
「従業員と経営層のつながり」や「社員の挑戦機会」をつくり、ムーヴメントを巻き起こした社内風土改革『MAKE HAPPY PROJECT』
第7回 HRテクノロジー大賞(2022年実施) 授賞企業講演録&インタビュー
近年、社内風土の改革を目的に独自の取り組みを始める企業が増えている。背景には、ビジネス環境が大きく変わり、従業員の育成やエンゲージメントの向上、ウェルビーイングが大きくクローズアップされていることがある。一方で、活動が浸透せず、大々的に掲げた目標もお題目に終わっているケースが少なからずあるのが現状だ。経営陣、従業員、プロジェクトとの意欲や意識の乖離が大きいことも課題になっている。そうした中、「MAKE HAPPY PROJECT」と銘打った活動を進め、風土改革で大きな成果を残しているのがパナソニックインダストリー株式会社だ。2021年には888もの企画を実施し、参加は1万6500人に到達。外部講師によるセミナーや経営幹部を巻き込んだコンテンツを通じ、人財の育成やコミュニケーションの活性化、エンゲージメントの向上などに大きく貢献し、自社はもちろん、グループでも一つのムーヴメントとなっている。同社の取り組みはなぜ大きな成功を収めているのか。今回、パナソニック インダストリー株式会社 企画センター 経営企画部 MAKE HAPPY風土活性課 課長 村社 智宏氏にお話を伺った。
第7回 HRテクノロジー大賞『人事マネジメント部門優秀賞』パナソニック インダストリー株式会社組織風土活性化のボトムアップの取り組みで、従業員の働く“HAPPY”を実現し、お客様の“HAPPY”へとつながる、「MAKE HAPPY PROJECT」による社員ムーヴメントの活動
2018年から始まった「MAKE HAPPY PROJECT」は、社内複業で公募したメンバーを中心に、メンバーの自主性と多様性を重視しながら活動を推進。著名な社外講師によるセミナー、経営幹部と従業員、従業員同士のコミュニケーションを深めるオンライン番組などを多数企画。2021年には実施企画数888企画、参加人数16,500人に到達するなど、社内で大きなムーヴメントとなり、自社の組織風土変革に大きく貢献している点が高く評価されました。
プロフィール村社 智宏 氏パナソニック インダストリー株式会社企画センター 経営企画部 MAKE HAPPY風土活性課 課長1975年生まれ、47歳。宮崎県宮崎市出身。2000年松下電器産業(現 パナソニックホールディング)株式会社に入社。プラズマディスプレイのパネル設計や材料設計に携わる。2013年より、液晶ディスプレイのパネル設計に従事、開発企画、先行開発にて、車載横長ディスプレイで、グッドデザイン2017特別賞「未来づくり」をディレクターとして受賞。経営企画の業務を経て、2020年からパナソニック株式会社インダストリアルソリューションズ社 本社部門に異動し、経営企画、事業企画の業務の傍ら、MAKE HAPPY PROJECTのプロジェクトリーダーとして活動。2022年4月より当プロジェクトの専任となり、10月よりMAKE HAPPY風土活性課を新設し、課長に就任。現在に至る。