介護より愛情。だから頼る、任せる
お世話になった大切な人だから、自分の手で介護をしたい。そのように思うことは自然なことです。しかし、自分の世話のために大切な人の生活が犠牲になることは、介護をする人にとってもされる人にとっても幸せな形ではありません。
そして、思いが強ければ強いほど、上手くいかない時に気持ちがかき乱され、大切にしたかった相手を苦しめてお別れの日を迎えることになってしまいます。
家族がやるべきことは、食事やトイレの手伝い、見守りなどの介護ではなく、家族にしかできない愛情の傾け方を見つけることです。日常生活に支援が必要となってもその人らしい生活を送ることができるよう、介護のプロやとなり近所と一緒に考え続けることこそが、最高の家族孝行です。
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