トヨタ自動車の有志チームとWorld Life Mapping社、メンタルヘルスケアおよびAIキャリアアドバイザーサービスの共同開発を開始

トヨタ自動車有志チームであるLife Design Lab(以下:LDL)と株式会社World Life Mapping(以下:WLM社)は2021年4月7日、メンタルヘルスケアサービスおよびAIキャリアアドバイザーシステム・サービスにおける共同研究開発の契約を締結したと発表した。これにより、職場での社員の「心理的安全性」の確保など、人間関係を構築するシステムおよびサービスの開発を行っていくという。

協働プロジェクトにより、「ニューノーマル時代」の職場環境を考える

LDLは、トヨタ自動車の現役社員とキャリア支援を手掛ける株式会社eightで立ち上げた有志団体だ。「多様なライフデザインを選択できる人、社会を創る」を目指し、価値観の合う仲間同士で支え合うコミュニティーづくりと、自身のキャリアデザインをする個別カウンセリングに取り組んできた。

また、筑波大学発のベンチャー企業WLM社では「全ての人のメンタルヘルスサポーターになること」をミッションとし、精神状態の維持や改善を自動的に行うメンタルヘルスケアシステムの開発や展開を進めてきた。

そこで今回、両社の知見やノウハウを活かし、心理的安全性の高い職場を創り出すためのプロジェクトとして「Project ALLY」を始動。潜在的に相性のよい者同士をつなげることで、悩みや本音を分かち合える人間関係(ALLY)を構築するシステム・サービスの開発を行っていく。今後は、PoC(概念実証)を繰り返すことで精度向上を図り、民間企業への導入など、事業展開していく考えだ。さらに、AIキャリアアドバイザーを含む、女性のキャリア支援システム・サービスの開発や展開も視野に入れている。これまで構築してきたシステム・サービスの機能向上や、組織開発領域の展開を目指しながら、Withコロナ/Afterコロナ時代において、心地よい職場環境の実現に尽力したいという。

終身雇用の衰退や副業の加速など、「働きやすさ」を求めるビジネスパーソンは増加傾向にある。その中で、社員一人ひとりの心理的安全性を担保することは、帰属意識や社内コミュニケーションの活性化へとつながり、企業発展への近道となるかもしれない。