「日本HRチャレンジ大賞」授賞企業インタビュー

「日本HRチャレンジ大賞」(主催:日本HRチャレンジ大賞実行委員会、後援:厚生労働省、株式会社東洋経済新報社、株式会社ビジネスパブリッシング、ProFuture株式会社)は、“人材領域の果敢なチャレンジが日本社会を元気にする”をキャッチフレーズに、人材(HR)領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰するものです。経営層や人事部門等が人材領域で積極的にチャレンジする企業を表彰することで、日本社会の活性化促進を目的とし、2012年にスタートしました。HRプロ編集部では、2018年より授賞企業の担当者にインタビュー取材を敢行。詳しい取り組み内容や苦労した点、成果などを具体的にヒアリングし、記事としてまとめています。これら先進的な事例は、あなたの企業でも必ずや今後のHR施策のヒントになるはずです。

8回(2019年)

  • 大賞東京急行電鉄株式会社

    ライフイベントで離職する人材を相互に受け入れるスキーム「民鉄キャリアトレイン」への大手民鉄全16社の参画を東急電鉄が実現

    「頑張ってキャリアを築いてきたのに、仕事を辞めるしかない」―― 配偶者の転勤や育児、親の介護など、ライフイベントによって就労継続が困難になる人材は少なくない。そのような、やむを得ず退職していく人材のキャリアを支援すべく、東急電鉄が立ち上がった。民鉄各社で相互に受け入れるスキーム「民鉄キャリアトレイン」の参加を各社に打診、多くの賛同を得た結果、民鉄全16社(※15グループ)が参加するに至ったのだ。同業他社を横断したこの取り組みは、内外から高く評価され、「第8回 日本HRチャレンジ大賞」にて『大賞』に輝いた。どのような背景から、この破格のスキームは発案されたのか。そして、どのようにして他社を巻き込んだのか。実際の活用方法や将来に向けた課題も踏まえ、東京急行電鉄株式会社 人材戦略室 労務企画グループ 統括部長 下田 雄一郎氏にお話をうかがった。

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  • イノベーション賞太陽生命保険株式会社

    業界初となる『65歳定年制・最長70歳まで働ける継続雇用制度の導入』

    政府による「ニッポン一億総活躍プラン」の「働き方改革」にも挙げられているとおり、シニア人材の活躍の場を拡げることは官民挙げて取り組むべき社会課題となっている。一方では、人生100年時代と呼ばれる超高齢社会の到来により、より長く就労できる場を求めるシニアが増えている。それらの社会的な構造変化に対応すべく、太陽生命保険株式会社では、大手生保業界ではじめて、全内務員の65歳までの定年延長、希望者への70歳までの継続雇用制度を導入した。そのような取り組みが高く評価され、「第8回 日本HRチャレンジ大賞」では『イノベーション賞』を受賞した。本制度は、単に定年を延長しただけではなく、従来の57歳時に実施されていた役職定年、特別職員制度を廃止し、22歳から65歳まで一律の人事処遇体系が適用されるところに大きな特徴がある。導入から2年を超えた本制度の導入背景と狙い、そして実際に運用したことで得られた効果などについて、太陽生命保険株式会社 人事部人事課長 一番ヶ瀬 智彦氏に話をうかがった。

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  • イノベーション賞株式会社データミックス

    『ConcentrateLMS(コンセントレ-トLMS)』 〜学習者の集中度を測定し、学習者や講師、学習コンテンツへの客観的フィードバックの実現

    データサイエンティスト育成事業を手がける株式会社データミックスは、eラーニング受講者の目の動きや顔の変化から“集中度”を時系列的に独自のアルゴリズムで測定し、その結果を受講者や講師、学習コンテンツにデータとして客観的にフィードバックすることで、受講態度や講義方法、コンテンツ内容の改善に繋げるサービス「ConcentrateLMS(コンセントレートLMS)」の実験運用をスタート。eラーニングを実施する企業などの学習効果の向上や、eラーニング事業者の商品力向上に繋がることが期待され、第8回 日本HRチャレンジ大賞『イノベーション賞』に輝いた。そこで、「ConcentrateLMS」の仕組みや効果、導入経緯などについて、同社取締役副社長 最高戦略責任者 兼 データサイエンス事業本部長の吉岡 耕児氏にお話しいただいた。

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  • 人材マネジメント部門優秀賞株式会社はたらクリエイト

    【パートタイマーをキャリアステップに】地方で子育てや介護をする女性の働き方の多様性を広げ、主体的にキャリア選択・再構築していける仕組みづくり

    株式会社はたらクリエイトは、結婚や出産、夫の転勤、家族の介護などを理由にキャリアが途絶えた女性が働くリモートチームサービス「hatakuri」(はたくり)を運営している。「hatakuri」では、有期雇用のパートタイマーからスタートし、家庭と仕事を両立しながら無期雇用のパートタイマー、正社員へとステップアップできる。これが、キャリアの選択肢増や再構築につながる取り組みであるとして、「第8回 日本HRチャレンジ大賞」の『人材マネジメント部門優秀賞』を受賞した。創業の背景やリモートで仕事を行う上での工夫、ブランクのある女性たちのマネジメントについて、同社取締役 高木奈津子氏に伺った。

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  • 人材育成部門優秀賞ソニーマーケティング株式会社

    「職種図鑑」による社内の組織機能、職種、キャリア機会の見える化(社内キャリア形成・ロールモデルの百科事典として社員に公開)

    今後どう自分のキャリアを形成してよいのかわからない、先輩社員を探して聞きに行くにも限界がある…そんな若手社員のニーズを汲み取り、社内の組織機能や職種事例、多様なキャリア機会を可視化した「職種図鑑」。「第8回 日本HRチャレンジ大賞」では『人材育成部門優秀賞』を受賞し、社内の「仕事」と「人」を横断的に理解できる百科事典のようなツールを展開することで、社員のチャレンジ精神やモチベーションの向上に貢献、離職防止にも効果的な取り組みであると評価された。この「職種図鑑」の制作過程や成果、また今後の展望について、ソニーマーケティング株式会社 人事総務部 統括部長 黒木 貴志氏、及び人事総務部 人材開発課 嶋谷 康太郎氏に話を伺った。

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  • 採用部門優秀賞株式会社ベルシステム24

    同業他社が採用を見送る人材を積極的に受け入れ戦力化する、プレトレーニングスキームを具現化した『SUDAchi(すだち)』の開設・展開

    人材難の昨今、どの企業も優秀な人材を確保するのに苦心している。その中で「確保した人材を優秀にする」という逆転の発想で、採用と育成を実践しているのがベルシステム24だ。同業他社で不採用となった人材を積極的に採用し、同社が立ち上げた就業支援機関「SUDAchi(すだち)」にて、個にフォーカスした有給の教育研修を実施。戦力化してから現場に送り出す。この仕組みを活用することで、人材の確保から、求職者の離職防止、ひいては退職に関連した採用コストも改善できたという。企業と求職者、双方にとってメリットのある取り組みが評価され「第8回 日本HRチャレンジ大賞」では『採用部門優秀賞』を受賞した。今回、その誕生までの道のりと成果、今後の展開などについて、株式会社ベルシステム24 執行役員 HR本部 副本部長 太刀掛 直紀氏と同社HR本部 FHR部 拠点連携管理局 SUDAchi運営推進グループ マネージャー 田中 崇氏にお話しいただいた。

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  • 人材サービス優秀賞(採用部門)株式会社D&I

    「障がい者雇用×テレワーク」で新しい働き方を創出する「エンカク」

    株式会社D&Iが導入した「エンカク」は、テレワーク「Tele(離れたところ)でWork(働く)」という時間と場所を有効活用できる柔軟な働き方を提示した新しいサービスだ。都市圏で電車通期が難しいケースが多い身体・精神障がい者、また障がい者の求人が少ない地方在住者など、スキルがあっても働くことが難しい障がい者を支援する在宅雇用型の新しい取り組みとして、「第8回 日本HRチャレンジ大賞」では『人材サービス優秀賞(採用部門)』に輝いた。「エンカク」の具体的な内容や導入方法、企業や障がい者双方におけるメリットとはどのようなものなのか。そこには、障がい者雇用の働き方についていかなる課題が潜んでいたのか。同社代表取締役 杉本 大祐氏とHRソリューション事業部 フィールドセールス課 課長 米田 尚泰氏にお話をうかがった。

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7回(2018年)