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「研修講師のこぼれ話」第12話

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2015年10月07日

こんにちは、研修講師の宇田川 摂です!
今回は小生が講師をするいろいろな研修の中でおススメする図書「道をひらく/松下幸之助著」を紹介いたします。


道をひらく/松下幸之助著

この本はある種「その時々の自分の心のありようを写す鏡のような本」なので、有効に活用するにはちょっとしたコツがあります。

ひとつめは、一気に読破しないこと。
書かれていることは何も難しいことはありませんが、一気に読破しても大きな学びにはなり難いように思います(もちろん読破して頂いても大丈夫です)。

ふたつめは、人それぞれに読むタイミングがあることを知ること。
ビジネス人生の節目や、なんとなく運気が上がらないときにパラパラをページをめくる読み方をおススメします。

みっつめ。
個人的にはこれが最大のポイントだと思いますが、それぞれの章をその当時、松下幸之助はどのような気持ちで執筆したのかを推測し、今の自分の気持ちと対比しながら読むこと。
これががこの本から最も示唆が得られる方法かと思います。

時代を感じるレトロな装丁や、会社のデスクに置いておける書籍サイズ、見開き読み切りのレイアウトなどをトータルで見ても1冊買っておきたい書籍です。

 

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