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「研修講師のこぼれ話」第5話

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2015年08月12日

こんにちは、研修講師の宇田川 摂です!
今回は「受講生の名前を呼ぶ」についてのお話です。

我々どもが実施させて頂いております研修の大半は企業様向け研修です。
これらの研修は公開型研修と異なり、会社から指名された方が参加されることが多く必ずしも研修参加にコミットされている方ばかりとは限りません。

そのような状況下で、少しでも参加者が研修に気持ちよく参加して頂くためにどうするか?
私はその手法のひとつとして「参加者の名前を呼ぶ」ことを強く意識しております。

まず、研修が始まる前に参加者ひとりひとりへ挨拶をしながら名前を教えて頂き、それを手元の座席表に書き込んでいきます。

研修が始まり、参加者に発言をして頂く時に手元の座席表をチラ見し名前を確認してから、「〇〇さんのグループで議論した内容を教えてください」とか、「〇〇さんはどのような意見をお持ちですか」といった具合に名前を呼んでから発言をしてもらっております。

実は、この手法は有名な名著「人を動かす(D・カーネギー著)」からの教えでもあります。

人を動かす

この本には『名前は、当人にとって、もっとも快い、もっともたいせつなひびきを持つ言葉であることを忘れない』とあります。
これは古今東西、不変的な原理原則ですので、これからも研修では「参加者の名前を呼ぶ」ことは継続していきたいと思います。

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