freeeが新たに事業承継領域へ参入。後継経営者=“アトツギ”支援を強化し、中小企業の成長をDXで後押し

フリー株式会社(以下、freee)は2025年11月12日、新たに事業承継領域へ本格参入し、後継経営者=“アトツギ”の挑戦と成長をバックオフィスDXの側面から支援すると発表した。一般社団法人ベンチャー型事業承継への協賛パートナーとしても加入し、全国の中小企業に向けたエコシステムづくりにも参画するという。


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freeeが事業承継領域に新規参入。“アトツギ”の経営成長をDXで支援へ

日本の中小企業が直面する大きな経営課題の一つとして、「事業承継」が挙げられる。後継者不在による倒産企業の増加が問題視されるが、一方で事業承継を機に新たな挑戦に踏み出す企業も増えつつある。こうした状況を受け、freeeは事業承継領域への参入を発表した。同社は従来より「スモールビジネスを、世界の主役に。」とのミッションを掲げ、バックオフィス業務の効率化を支援してきたが、今後は承継後の経営者の成長支援にも注力する方針だ。

同社は国内企業の大半を占める中小企業にとって、事業承継は企業存続だけでなく「第二創業」の契機となり得ると捉え、従来のバックオフィス支援から一歩踏み込み、“アトツギ”経営者の挑戦を後押しする姿勢を強調している。

事業承継によって受け継いだ経営資源を活かしながら、新たな成長戦略を描く後継者に対し、デジタル化による業務効率化や経営判断の高度化を一体的にサポートしていく構えだ。


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ベンチャー型事業承継に協賛加入。後継者の学びとネットワーク形成を支援

事業承継領域への参入に合わせ、freeeは一般社団法人ベンチャー型事業承継の協賛パートナーに加入した。同団体は、スタートアップ経験を持つ経営者やファミリービジネスの実践者が中心となって2018年に設立。「挑戦するアトツギが日本経済に地殻変動を起こすエコシステムを実現する」をビジョンに掲げ、全国の後継予定者・後継者向けに研修イベントや学びのプラットフォーム『ファースト』を提供している。

加えて、後継者支援の専門家育成を目的に「アトツギ支援認定サポーター制度」を運営するなど、後継者が学び、挑戦するための環境整備を進めている。

“アトツギ”概念の拡大へ協働。社会的インパクトの創出を目指す

ベンチャー型事業承継が掲げる“アトツギ”とは、「先代から受け継いだ価値を時代に合わせてアップデートし、次世代へつないでいく存在」を指す。freeeは、この理念に深く賛同するとともに、同団体との協働を通じて、後継経営者の成長と中小企業の持続的発展を後押しする考えを示している。

DXを得意とする同社が協賛することで、後継者が抱えるバックオフィスの非効率やデータ活用の遅れなどの課題解消が期待されるほか、“アトツギ”による地域・業界の活性化を社会全体で支える機運を高めるとしている。

ベンチャー型事業承継の概要

●団体名:一般社団法人ベンチャー型事業承継
●所在地:東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田髙木ビル(東京オフィス)
●代表者:山野千枝
●設立:2018年6月20日
●公式サイトhttps://take-over.jp/

同団体は、行政、支援機関、大学、金融機関などと連携しながら、後継者の挑戦を支援するためのプログラムを全国規模で展開している。
事業承継をめぐる環境は、従来の「後継者不足」や「廃業リスク」といった課題だけでなく、次世代経営者による新たなビジネス創出のチャンスとしても注目が高まっている。今回のfreeeによる事業承継領域への参入は、バックオフィスDXを強みに、全国の“アトツギ”が挑戦しやすいエコシステムの構築を後押しする動きと言えるだろう。今後、支援団体との協働を通じてどのような取り組みが広がるのか、中小企業の成長戦略においても注目される。

出典:https://corp.freee.co.jp/news/20251112freee_businesssuccession.html

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