国籍問わず多様な人材を取り入れるために、採用から入社後の働き方までを含めて支援する戦略を展開し、開発組織の外国籍割合は約8割、出身国は2024年1月時点で52か国のダイバーシティ組織に。ワークスタイルの柔軟化、クロスカルチャー人材育成、多言語コミュニケーションなどにより、社員のエンゲージメントを向上させ、組織全体としてのフルパフォーマンスの発揮に貢献する、総合的に優れた取り組みであると高く評価されました。
アーカイブ配信期間終了後に公開されます(11月1日頃予定)
社員の自律的なキャリア形成に向けて、各社様々な施策を打ち出している。パーソルホールディングス株式会社では、パーソルグループ内の他部署での業務体験制度や、国内外への公募型異動制度など、社員のキャリア形成支援やモチベーション、エンゲージメント向上に向けた数々の取り組みを実施してきた。そんな同社が2023年10月に新たに施策を始めたのが、ダイレクトリクルーティング型の異動制度だ。公募型の異動制度とは異なり、社員がグループ内の他部署からスカウトを受け取る。本取り組みは、社員のキャリアの選択肢をさらに増やし、自律的なキャリア形成を後押しする革新的な制度として評価され、HRチャレンジ大賞で『人材マネジメント部門優秀賞』を受賞した。本記事では、「キャリアスカウト制度」の概要や実施背景、制度化までのグループ各社の巻き込み、そして実施後の成果などについて、パーソルホールディングス株式会社 グループ人事本部 本部長 大場竜佳氏とグループ人事本部 人事企画部 部長 山崎涼子氏にお話を伺った。
NECグループのコーポレート機能を支えるNECビジネスインテリジェンス株式会社では、グループ全体のDXを実現すべく、AIおよびデータ分析を中心としたテクノロジー活用を通じてスタッフ業務のインテリジェント化を推進している。その一環として、2020年より「全社員DX人材化」の取り組みを開始。経営幹部を含めた全社員対象のデータリテラシー研修や、選抜社員を対象とした「虎の穴」など、さまざまな施策を順次展開し、成果を上げてきた。そこで今回、同社の人材育成に関わる木本 将徳氏と、プロジェクトを推進する若林 健一氏、「虎の穴」受講者の河浪 恭子氏にお話いただき、取り組みの具体的な内容や成果、人材育成における文化醸成のヒントなどに迫った。
経済産業省では、日本企業におけるイノベーション創出の重要性を提言している。だが、実態としてはそうした取り組みがなかなか進んでいない。多くの企業で試行錯誤が続いている。そうした中、2025年に創業140周年というメモリアル・イヤーを迎える南海電気鉄道株式会社では、主力の鉄道事業や不動産事業の深化を図るだけでなく、新規事業の加速を目指してさまざまな施策を展開している。社外の方々を対象とした事業創出支援プログラム「beyond the Border」もその一つだ。どのような特徴を持ったプログラムなのか、人財の確保にどうつなげていくのか。南海電気鉄道株式会社イノベーション推進部長 中川和幸氏部と主任 渡邊理沙氏、人事部 課長 仲矢明子氏にお話を伺った。
個の「自律」と「多様性」の共存によって、マネジメント不要のティール組織、ホラクラシーの運営を実践。一般的には経営や管理本部の役割になる経営方針や報酬制度の決定など、組織づくりに関する仕事をサークル・ロール活動で社員自身が行う。自律自走しなければならない環境に置かれるので、結果的に社員のエンゲージメントが高まり、個人のやりがい、働き方の自由、キャリア支援につながる経験が積める、優れた取り組みであると高く評価されました。
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