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研修講師のこぼれ話58話~ウソのようなホントの話~

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2020年05月08日

こんにちは、「受講者との対話を重視する研修講師」の宇田川 摂です!
今回はウソのようでホントにあった同業他社からの研修依頼で騙された時のお話です。当時はむちゃくちゃ腹がたったのですが、今となってはもうどうでもいい内容です。ただ一応、備忘録として書いておこうと思います。

もう4〜5年くらい前の話です 。結構、大きな研修会社から研修の見積依頼がありました。社名を調べると我々の競合となる会社だったので、丁寧に電話とメールでその旨を説明してお断りをしました。しかし、その研修会社の窓口の方は「御社の手の内を知りたいのではなく、純粋に我々のスタッフを育成したくて、是非お願いしたいのです」と言って一歩もゆずりません。

そこまで言われてしまっては無下に断るわけにも行かず、下記の条件でもよければ一度打ち合わせをしましょう、ということにしました。
・価格はそちら(研修会社)から提示してください。
・テキストは研修終了後にすべて回収させて頂きます。
・研修費は前払い頂きます(通常は翌月払いです)。

まぁ、普通に考えればお断りしますってことなんですが、驚いたことにその研修会社はこの条件で研修を実施したいので、打合せに来てくれと言うではありませんか。暑い夏の日、正午過ぎに打ち合わせに行ってみると、窓口の方とその上司が出てきて「無理なお願いをしてすいません。助かります。具体的には来月の〜の後に実施を考えています」なんて言い出しました。で、すっかり信じて研修の内容や進め方などの話を色々とし、どんな研修にを設計しようかと考えながら帰路につきました。

 

が、しかし。
その打ち合わせの後、メールを打っても電話をしても窓口の方とその上司には一度も繋がることは無く、もちろん研修を実施することもありませんでした・・・。

 

<今回の教訓>研修会社だからといって商道徳と倫理観があるとは限らない(同業他社にウソをつく研修会社が提供する研修って一体!?)。
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