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「研修講師のこぼれ話」30話~新入社員研修について~

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2017年05月16日

こんにちは、「受講者との対話を重視する研修講師」の宇田川 摂です!
今回は「新入社員研修」についてです。研修業界の4月は新入社員研修で盛大に盛り上がります。御多分に漏れず、私も今年は1か月間で18日間登壇させて頂きました。

さて、新入社員研修は中堅階層別研修やマネジメント研修と違い、多くの会社は「ビジネスマナー(スキル)」や「プロ意識(マインド)」の研修を実施されております。

例えば、
・社是唱和、経営理念の理解
・挨拶のいろいろ
・名刺交換
・電話応対
・報連相の重要性
・5S
など、など

それぞれ、学生から社会人になるにあたって必要不可欠な内容です。中堅社員になってもこれらが出来ていない人も一定数いることを考えると、新入社員のうちにきちんと躾けたい気持ちもよくわかりますし、研修の実施に異論はありません。

 

しかし、新入社員の離職率低減、定着化の視点から考えると上記のようなある種、枝葉の部分だけの研修では不十分な気がします。

<一般的な新入社員の退職理由の一例>
・給与が安い
・休みが少ない(取れない)
・仕事がキツイ
・希望した仕事をやらせてもらえない
・仕事にやりがいを感じ合い、未来を感じない
・あと何十年もこの仕事を続ける自信がない
・上司を含む職場の人間関係
など、など。

このような理由で退職する方を少しでも減らすには「企業(自社)が市場の中で、お客様からどのようにして労働の対価=報酬を頂いているのか」という『社会の仕組みそのもの』を学ぶことが不可欠だと考えております。

グローバルな市場はどのように変化しているのか?
 ↓
さまざまな市場におけるお客様のニーズはなにか?
 ↓
自社はどのような価値をどのようなお客様に提供しているのか?
 ↓
同じような価値を提供する競合はどれくらいいるのか?
 ↓
提供する価値はグルーバルな市場においてどのような存在なのか?
 ↓
価値提供に対する対価はいくらなのか?それは今後どうなるのか?
 ↓
自分の給与をもらうためにお客様へ提供できる価値(個人の能力×投資時間×組織力)はなんなのか?

 

新入社員の定着と成長を望むのであれば、現状の新入社員研修に『社会の仕組み』を学ぶ機会を追加してみてはいかがでしょう?

 
※『社会の仕組み』を考えさせる新入社員研修のご相談、承ります。お気軽にメールにてお問い合わせください。
udagawa@vector-up.com(ご使用のメールソフトにアドレスをコピーしてお使いください)

◆「研修講師のこぼれ話」バックナンバーはこちら◆
http://www.hrpro.co.jp/agora/author/a_vector

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